一皿に二つのダム 2種類のルー楽しんで 上野村・神流川発電所
村特産の食材を生かした2種類のルーを味わえるダムカレー

 地下500メートルに発電施設があり、上部ダム(長野県南相木村)と下部ダム(群馬県上野村)の落差653メートルを利用して発電する神流川発電所。その魅力を表現した「うえのダムカレー」が日帰り温泉施設「浜平温泉しおじの湯」(同村楢原)に登場した。村特産の食材を生かしたカレー2種類を味わえる一品で、村は地域のにぎわいにつなげようとPRに力を入れている。

 上部ダムと下部ダムをイメージして、キーマカレーとキノコカレーの2種類を一皿に盛り付けた。ピリ辛のキーマカレーには、村の特産で脂身のさっぱりとした甘みが特徴のイノブタを使用。村で採れたシイタケとマイタケが入ったキノコカレーは、キノコのうま味が溶けだし、まろやかな味わいに仕上がっている。

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