防災施設のある公園

江戸川区では「江戸川区地域防災計画」において、地震が発生し区民が避難をする場合、原則として、町・自治会、自主防災組織が中心となって自助・共助によって避難することを想定しています。その際、公園等を一時（いっとき）集合場所として一時的に集合できる場とするため、公園に防災施設を設置しています。整備後は、地元町会と「防災施設に関する覚書」を締結し、地域の防災訓練での活用や発災時の防災施設の設営、運営をお願いしています。

非常時における一時（いっとき）集合場所では手洗所の確保が大きな課題となります。それを解消するためひとつとして「トイレスツール」と「マンホールトイレ」を設置しています。

日常はスツールとして使い、非常時には座面を外して中の便座を取り出し、テントを張って個室を作り使用します。比較的小さな公園や児童遊園に設置しています。

非常時に便器、テントを設置して手洗所として使用できるマンホールです。

日常はベンチとして使用され、非常時には座面を外してかまどとして使用します。かまどは可動式です。

日常は樹木や花壇の水やり、非常時は汚物を流したり、洗濯等の生活用水として使用します。

非常時に停電になっても、一時（いっとき）集合場所である公園の出入口がわかるように設置しています。