お肌や体の曲がり角、仕方がないと諦めるその前に…
みなさんはどこか体の悩みやコンプレックスはありますか?
おそらく今この記事を読んでみようと思って下さった方の多くは、今のご自身の体質や体調、または体型に1つや2つ気になるところがあるのではないでしょうか。
“最近顔色がくすみがちでお化粧ノリも悪い、なんだか老けて見える…”
“以前よりも疲れやすかったり、イライラしたりすることが増えた”
“常に手先や足元が冷えきっていて辛い”
“顔や脚がすぐに浮腫んでパンパンになる(鏡に映る自分がおブス…涙)”
どうでしょう?「まさにそれ―――!」という声が、今にも聞こえてきそうな^^(笑)
顔色が優れないのは寝不足のせいかも?とか、
慢性的な疲労感やストレスを感じやすくなったのは、仕事が忙しいからかな?とか、
手足の冷えやむくみは、“そういう体質”だから仕方がないのかな…とかとか!
「たぶんこれかな…?」と、その多くは原因が明確にならないまま、なんとなくやり過ごされてしまっていることも多いと思います。
そして結局根本的な理由が分からないから、ごまかしながら付き合っていくしかない。
辛いですよね、精神的にもかなり負担がかかってしまうと思います。(太っていた過去の私は、このあたりの苦しみをフルコンプリートしておりました…)
特に男性よりも女性のほうが圧倒的に多いこの手のお悩み、本当にこれらは根本的に取り除くことができないのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありませんよ~^^
これはきちんと体のある部分をケアすれば治すことができるし、大切にしてあげれば今よりも更に美しくなることだってできます^^それくらい私たちにとっては大切な体の一部分。
そんな体や肌の調子を整えるために、大事な働きをしてくれているのは、
ズバリ「腸」です!
腸内環境こそが美人とおブスの分かれ道!
腸が、美容と健康にとっても深く関係していることをご存知でしょうか?もしかしたら本屋テレビなどで、“腸活”や“美腸づくり”なんていうフレーズを耳にしたことがあるという方もいらっしゃるかもしれませんね^^
そんな腸には、美と健康の鍵を握っている腸内細菌がなんと600~1000兆個も存在していると言われています。
1兆でもあまり想像つかないのにその1000倍…。とにかく、とてつもない数のきれいをつくる要素を持っているということだけ頭に入れておいてもらえればOK。
腸は第2の脳と呼ばれるほど大切な臓器。単なる消化器官の一部という訳ではないのです。
脳と言えば幸せホルモンである「セロトニン」をつくりだすことでも有名です。ということは、第2の脳である腸でもこのホルモンをつくりだしているということになります。
腸はハッピーホルモン製造工場でもあるわけですね~^^
そんな幸せメーカーの腸。良いものは体の内側へ、悪いものは外へ分別する大切な臓器です。
腸が良くならずして、健康ならず!もちろん美しさも手に入りません。
体中の器官や調子を整えてくれるこの腸内環境を改善することこそが、体の悩みを解消する“究極のインナーケア”となるのです。
腸が荒れているから、血行不良で顔色がくすみ、肌が若々しさを失ってゆくのです。
腸が疲れているから、気分がトゲトゲしたり、気分が優れず気だるさを感じたりしてしまうのです。
腸が汚れているから、血液がドロドロになってむくみや冷え性を引き起こすのです。もちろん、体型も崩れていきます。
他にも腸が汚れていることで引き起こす症状としては…
・便秘や下痢
・悪臭を伴うおなら
・異常な食欲(特にジャンクフードや甘いものを頻繁に欲する)
・肩こり
・激しい気分の浮き沈み
・免疫力の低下(風邪を引きやすくなる)
・痩せにくい体質
・ニキビや吹き出物などの肌荒れ
とにかく、良いことはひとつもありません。
食べ物の消化・吸収を担う腸がくたびれてしまうと、食べたものがうまく体内に取り込めない状やいとなります。結果、腐敗したまま老廃物として蓄積されて上記のような症状を引き起こすとう負のループに陥るのです。
腸と肌、そして腸がメンタルにまで影響を及ぼしているということが少し想像できたでしょうか?
イメージするだけでもゾッとしますよね。腸ってね、超大事なのです。
きれいな腸づくりの鍵は毎日の「食生活」にあり
ではどうするとこんな状態を引き起こしてしまうのか…?
それは日頃口にしているものの習慣、つまりはお食事ですね!ここに深い関係があります。毎日の食事内容が腸内環境の良し悪しを決めているのです。
腸内環境を改善する=腸内に存在する善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌のバランスがうまくとれているかどうかが肝となります。
この善玉菌と悪玉菌、どちらの味方にもなれる日和見菌の割合は、「毎日の食事内容」で大きく変わってきますから、日頃の食生活に意識を向けることが美腸をつくるための最短ルートです。
ここでひとつ、具体的な食事例を挙げてこの菌の動きを説明していきますね。
例えば、パンやパスタ・丼もの・ケーキ類などの糖質や脂質を多く含むものを食べ過ぎると、消化に大きな負担がかかります。そこでうまく分解しきれなかったものが腸内環境を悪化させることで悪玉菌を増やし、善玉菌が失われていくというような流れになります。
その逆で、乳酸菌を豊富に含むチーズやヨーグルトを摂取して善玉菌を増やしていけば、消化・吸収された食事の栄養が体中に運ばれて潤いのある素肌や冷えやむくみ知らずの体質をつくっていきます。先ほど話したハッピーホルモンの分泌も盛んになるので、常に穏やかで楽しい気分でもいられるようになっていくのです。
悪玉菌が増える原因と善玉菌を増やすために必要なものもここで挙げておきますね^^
<悪玉菌を増やす原因となりやすいもの>
・過度のアルコール、過剰な糖質や脂質、肉類の過剰摂取、加工食品、ストレス、便秘、加齢、繊維不足
<善玉菌の増加に欠かせないものと具体的な食品例>
・乳酸菌(チーズやヨーグルト)、発酵食品(味噌やキムチ、ぬか漬け、塩麹)、ビフィズス菌(ヨーグルト)
ちなみに、ビフィズス菌をより効果的に増やすにはオ「オリゴ糖」や「食物繊維」を含む食べ物を摂るとgood!にんにくやたまねぎ、バナナやごぼうなども積極的においしくいただきましょう^^
腸が汚れてしまうような食事ばかりを摂って腸の機能が低下すると、私たちのカラダの質はどんどんどんどん落ちていきます。ちょっとやそっとではなく、(カラダの質を)ぐ―――――――んと下げてしまうのです!
…ぐ―――――――んと!!!!!
しつこいですね。(笑)
さぁ、ここまでで「カラダの質を上げるためにも腸を労わること始めてみようかな」と少しは思えてもらえれば嬉しいです^^
「汚腸」をつくらないことが、冒頭でも挙げたような体の悩みを根本から解消してくれるためにも絶対不可欠なわけですので。
おわりに
ですが最後にひとつ、アドバイスをさせてください。
悪玉菌をつくる要因を見て、全部ドキッとしてしまった方はちょっとイエローカード!(笑)でも変に落ち込んだり無理に我慢したりする必要はありませんよ~!それが返ってストレスになってしまえば元も子もありませんから。
“悪いものは食べちゃダメ”ではなく、食べてしまったらその後にどうするか?どうやってリカバリーすれば良いのかということを知っておくことが大切です。
今や世の中にはおいしいものがわんさかありますよね!カラダに悪そうなものや嗜好品、どうしてもやめられないものなんてひとつやふたつあって当然。それを無理に我慢したり、制限をかけたりすると後からドカ食いなどのしわ寄せがきます。根本から解決することが逆に難しくなってしまうのですね。
だからこそ、きちんと「調整力」を身につけましょう!カラダの質を上げる食品(ここでは善玉菌を増やすもの)で、食べた栄養バランスの摂り帳尻を合わせていくという考え方をぜひ取り入れてみていただくことをおすすめします^^
大切なのは、全体のバランスです。良いと言われるものだけをひたすら摂っていっても、それで食事が味気なくなったり楽しめなくなったりすれば毎日がつまらなくなってしまいます。
今までお伝えしたことを頭の片隅に置いて頂きつつ、その日の調子や気分に合わせて日々の食事内容を少しずつ整えていってみてください。そうすれば、おのずと体の不調や体質は改善され、さらには体型のコントロールだって自由自在ですから^^
腸内美人は健やか美人♡
しなやかで健康的な美ボディと穏やかな心も育ててくれます。
毎日のお食事から腸をきれいにして、カラダのコンプレックスともさっぱりさようならしちゃいましょう!
”きれいとおいしいはつくれる”
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