世界最高齢43歳のクモが死ぬ、ハチに刺されて 豪

2018.05.01 Tue posted at 13:58 JST

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(CNN) 世界最高齢のクモとして知られる43歳のクモが西オーストラリア州でハチに刺されて死んだことが1日までにわかった。

死んだのは「ナンバー16」と名付けられていたトタテグモ。トタテグモは地下で生活し、地面に穴を掘り、虫を閉じ込めるための蓋を作り出す。

一般的なトタテグモの寿命は5年から20年とされる。

ナンバー16について記録した研究の主執筆者であるリアンダ・メイソン氏は「我々が知る限り、これまで記録された中で最も高齢のクモだった」とし、ナンバー16の長寿によって、トタテグモの行動や個体群動態のさらなる調査が可能となったと述べた。

ナンバー16は西オーストラリア州に生息していたトタテグモで1974年に始まった研究で観察対象となっていた。

研究によれば、ナンバー16が長生きした理由としては、自然な状態の低木林地に生息していたことや動き回らないこと、代謝の低さなどがあげられるという。

ナンバー16が死んだのは17年5月だったが、死の詳細についてはこのほど発表された学会誌で報告された。

ナンバー16以前に最高齢とされたクモはメキシコで発見された28歳のタランチュラだった。

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