Kyoko Shimbun 2018.05.01 News

大型連休、出国ラッシュで航空渋滞60キロ これは嘘ニュースです

海外へ向かう旅客機が上空で列を作った
 ゴールデンウィーク(GW)中盤の4月30日、日本上空は海外で連休を過ごす家族連れらが搭乗する旅客機で混雑した。今年はアジア方面の空で渋滞が目立つという。

 航空渋滞は30日午後2時15分ごろ、仁川国際空港(韓国)行き空路の松江市上空付近を先頭に最大で約60キロの渋滞が発生。その他の空路では浦東国際空港行きで約30.4キロ、香港国際空港行きで約16.2キロの渋滞がそれぞれ起きた。

 近年、格安航空会社の躍進に伴う増便の影響で、就航する旅客機の数が増加。各地で滑走路の運用能力が追い付かなくなった結果、旅客機がノロノロ運転や渋滞を起こすようになった。GW後半にかけては、5月3~5日に渋滞が集中するとみられ、関西国際空港付近で午前10時ごろに40キロ、成田国際空港付近で35キロの渋滞がそれぞれ予測されている。

 ゴリアテ航空のソウル便に乗った男性(35)は「予定通りなら2時間ほどで着くはずなのですが、もう6時間も空中で止まったまま。外の風景も見飽きました」と疲れた様子で話す。「何も連休に限ってこぞって海外に出かけなくてもいいのに」とため息をついていた。

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 人混み、車、アリ、インターネット…世の中、渋滞だらけである。生まれたばかりの研究「渋滞学」による分野横断的な発想から、その原因と問題解決の糸口が見えてきた。高速道路の設計のコツから混雑した場所での通路の作り方、動く歩道の新利用法まで。一方で、駅張り広告やお金、森林火災など、停滞が望ましいケースでのヒントにも論及。渋滞は、面白い。

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