図鑑をめくって衝撃!「日本の子どもは悲惨だ」と思った理由―中国人男性

配信日時:2018年4月29日(日) 21時30分
「日本の子どもは悲惨だ!」と思った理由―中国人男性
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27日、中国で欧米のトークショーの翻訳などで有名な「谷大白話」氏の中国版ツイッター・微博の投稿が話題になっている。同氏は「日本の子どもは悲惨」と舌を巻いている。写真は恐竜の模型。
2018年4月27日、中国で欧米のトークショーの翻訳などで有名な「谷大白話」氏の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の投稿が話題になっている。同氏は「日本の子どもは悲惨」と舌を巻いている。

同氏は恐竜が好きな子どもがいることから、日本の恐竜の図鑑を購入。ところが、「読んでみて、日本の子どもは本当に悲惨すぎると思った」としている。どういうことか。理由は恐竜の名前の表記にあった。

同氏は以前、中国語と英語が記された恐竜の本を購入していた。たとえば「Styracosaurus(スティラコサウルス)」は中国語で「戟竜」と表記する。同氏は日本もこれと同じように、漢字の呼び方(表記)があるものだと思っていたが、「実際に図鑑をめくってみたら…すべてが音訳だった!(カタカナ表記)」と衝撃を受けた様子だ。

「トリケラトプス」は中国語では「三角竜」、「ステゴサウルス」は「剣竜」、「ティラノサウルス」は「暴竜」だ。また、「オルニトミムス」は「似鳥竜」、「ディプロドクス」は「梁竜」、「パキケファロサウルス」は「腫頭竜」などと表現する。

同氏は、「世界中の子どもはある時期にみんな恐竜が好きになるようだ。比べてみると、中国語は短くてイメージもつかみやすく、覚えるのが難しくない。欧米の子どもは、単語自体は長いかもしれないが、“saurus”は『トカゲ』、“ceratops”は『顔に角がある』など、意味によって想像しやすい」とし、「だが日本の子どもたちは丸暗記するしかない。たとえば『鯊歯竜』は『カルカロドントサウルス』になり、子どもにとってはすべて意味を持たない音節…覚えるのが難しすぎる。…心が痛む」とつづっている。

ネットユーザーからは、「言葉は思考を限定するな。もしかしたら、恐竜が好きな日本の子どもの20%は、この名前の問題で恐竜研究の道をあきらめているかもしれない」といった声が寄せられる一方、「日本語を覚えながら英語も覚えられる。それも悪くない」というユーザーも。ただ、「日本式の英語(ジャパニーズイングリッシュ)と本物の英語もまた違うからね」「問題はきちんとした音訳になっていないということ」など、カタカナ表記された英語と実際の英語の発音に乖離があるため、あまり有効ではないという見方も寄せられている。

ちなみに「トリケラトプス」は日本語に訳すと「3本の角のある顔」、「ティラノサウルス」は「暴君トカゲ」となる。中国語だと「三角竜」に「暴竜」。確かにイメージはわきやすそうだ。(翻訳・編集/北田
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  • Ken***** | (2018/05/01 09:39)

    子供はウルトラ怪獣やポケモンの名前を全部覚えているくらいなので興味がありさえすれば簡単に覚える。
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  • アメポ***** | (2018/05/01 09:04)

    はて、ティラノサウルス=暴君竜 ステゴサウルス=剣竜 って、日本語でも言われてたはずなんだが、最近の図鑑はそういうの載ってないのか。 ただ、ティラノサウルスはプレデター(捕食者)だったのかスカベンジャー(屍肉漁り)だったのかで意見が分かれてるし、必ずしも「暴君竜」が実態に合っていたのかはまだ分からないと思うんだよね。 まあ、漢字表記があれば確かに表現の幅は広がるんだろうけど。 でも、逆に漢字表記がないくらいで研究者への可能性が閉ざされるっていうのなら、その子は別なことやった方がいいと思う。それは多分好きな事を選り分ける「フィルター」になってる筈だから。
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  • hk5***** | (2018/04/30 22:43)

    心配すんな、お前のアタマほど悲惨じゃねえよ。
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