【ゴルフ】Y・E・ヤン初制覇 4日連続の672018年4月30日 紙面から 
 ◇中日クラウンズ<最終日>最終18番でバーディーを奪ったY・E・ヤンが、4日間とも「67」のスコアを並べてクラウンズを初制覇した。 首位の秋吉から2打差でスタート。秋吉が序盤で崩れるなど他選手が伸び悩み、トップで折り返した。10番のボギーで上井に逆転されたが「8ホールあれば何とかなる」と慌てず、11番で2・5メートル、12番では3メートルのバーディーパットを沈めて再び単独トップへ。17番で上井が自滅し、勝負が決まった。 和合との相性は抜群だ。2004年から3年連続で出場した時は7、3、4位。そして、12年ぶりに出場した今回は4打差で優勝をつかんだ。今大会のフェアウエーキープ率は6位。「距離が長くないので、ラフに行っても余裕を持ってできる。自信はあった」と心のゆとりが安定したショットを生んだ。 日本、米国、欧州などのツアーを渡り歩いてきた経験が何よりの武器。米国と韓国の大会を制した10年以来の優勝に自信が増したようで、「(日本ツアーは)距離が短いことと賞金の高さが魅力。思ったよりも早く勝てたので、あと2、3勝はしたい」と鼻息が荒かった。 (堤誠人)  |