【ゴルフ】すっかり“名古屋人” 上井、とにかく人に好かれる男2018年4月30日 紙面から ◇中日クラウンズ<最終日>大阪から名商大に進学し、卒業後も三好CCの所属となり、名古屋インターの近くに豪邸も建てた。すっかり“名古屋人”になった上井は、とにかく人に好かれる。 この日も、多くのメンバーや知人たちが応援にやってきていたが、誰もが家族の1人のような思い入れで応援していたことだ。「祝勝会のためのホテルはいつでも用意しているのになあ」と残念そうな会社社長もいた。 そんな好漢は“日本で一番恵まれているプロ”かもしれない。所属する三好CCには“上井価格”というプレー費があって上井とプレーすると、ビックリするほど安くなる。「これは上井のためになるから」というわけで、多くのプロが上井を訪ねてやってくる。 シードをなくしたとき、多くの試合に推薦で出場ができたのも三好CCのバックアップがあったから。だからこそ、勝って恩返しをしたかったのだろうと思う。 (児玉光雄)  |