おととし枕崎市の河口で、小学生の女の子が遺体で見つかったことをめぐり、女の子の両親が「ふたのない側溝に落ちて流されたのが原因だ」として、市に損害賠償を求めている裁判で、枕崎市は市に過失はないとして争う姿勢を示しました。

この裁判は、おととし５月、枕崎市で、当時８歳だった小学３年生の女の子が下校途中に行方不明となり、その後、川の河口付近で遺体で見つかり、両親が訴えを起こしたものです。

両親は、女の子は市道のふたがない側溝に転落し流されたと訴えていて、「大雨で側溝からは大量の水があふれ、道路と側溝の区別が難しく安全性を欠いていた」として、道路を管理する枕崎市におよそ７０００万円の損害賠償を求めています


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