育毛・発毛に関係する栄養素
昨日の夜、今日の朝は何を食べましたか?
体にいいものを摂っていますか?
栄養をしっかり取ることは体にはもちろん、髪の毛にもいいのです。
栄養がきちんと取れていれば、健康な髪の毛を増やし、保つことができます。
今日は髪の毛に特に関係する栄養素3つをあげてみました!
それぞれの髪の毛への作用をしっかり理解していきましょう。
育毛・発毛に関係する栄養素①
ケラチン
ケラチンって何?
18種類のアミノ酸がくっついて出来ているたんぱく質です。
食べ物からたんぱく質を摂取すると体内でアミノ酸にもう一度分解され、そのアミノ酸が再結合されて「ケラチン」というたんぱく質が作られます。
ケラチンと髪の毛はどう関係あるの?
ケラチンは髪の毛の主成分を作る役割をしています。
ケラチンは2種類あり、硬いケラチンは髪の毛に、柔らかいケラチンは皮膚等になります。
ケラチンが不足すると髪の毛にコシがなくなり、弱くなります。
髪にとって必要不可欠な栄養素なんですね。
ケラチンは体内で作り出され、直接食べ物から摂取することができないので、18種類のアミノ酸をバランスよく摂取したり、たんぱく質が含まれている「肉、魚、大豆、野菜」などを食べて、ケラチンを作り出しましょう。
育毛・発毛に関係する栄養素②
亜鉛
亜鉛って何?
たんぱく質の合成に必要な必須ミネラルです。
亜鉛と髪の毛はどう関係あるの?
「ケラチン」の事で、たんぱく質が髪の毛の主成分となるとお話ししました。
アミノ酸が分解され、再結合され「ケラチン」が作られるのですが、「亜鉛」はその再結合をお手伝いするのに必要な栄養素なんです。
つまり、亜鉛はたんぱく質を髪の毛の組織に変える重要な役割を持っています。
亜鉛不足になるとケラチンが作れず、抜け毛になりやすいです。
インスタント食品やジャンクフードやアルコールの分解などに亜鉛は多く消費されるので、このような食生活が多い人は注意が必要です。
「牡蠣、レバー、ウナギ、アーモンド」などに亜鉛が含まれているので、ぜひ意識して取ってみてください。
育毛・発毛に関係する栄養素③
ビタミン
よく聞くけど結局ビタミンってどういうものなの?
ビタミンは全部で13種類あり、たんぱく質、炭水化物、資質を栄養素に変えてくれる役割を持っています。
また、体を健康に保つ役割も担っているので、髪や体共に健康になるためには13種類全てのビタミンが必要になります。
ビタミンと髪の毛の関係
ビタミンは、
- 頭皮の健康を保つ
- 血行を良くして髪の老化を防ぐサポートをする
- 頭皮の細胞を活発にする
- たんぱく質をエネルギーに変えるための補助をする
と、髪の毛にとっては嬉しい作用をたくさん持っています。
特に13種類の中でも、「ビタミンA・C・E、ビタミンB群、ビオチン」が髪に特に良いとされています。
「レバー、大豆、緑黄色野菜、肉類」に含まれているので、適切な量を摂取できるよう努力しましょう。
最後に
ふむふむ。なるほど。栄養素を取ることが大事なんだな!!
そうとわかれば、○○をとにかく摂取してみよう!は、あまりお勧めしません。
一つの栄養素の過剰摂取は体に害を及ぼします。
あくまでも、たんぱく質、亜鉛、ビタミン、他の栄養素をバランス良く取ることが大事です。
バランスよく栄養を摂取して健康な髪の毛を増やし、保ちましょう。