人生に意味があるのか。世の中の多くの人はこの疑問をやり過ごしながら生きています。しかし、まともに考えようとするとなぜ生きているのかが分からない。本当に人生に意味はあるのか?あるとしたらそれは何なのか、一緒に論理的に考えてみましょう。
貴方の命すら、とてつもない時間が生んだ偶然の結晶でしかない
世の中には多くの生物が存在し、 極めて複雑なシステムを備えて生命活動を維持しています。一見すればそれは神さまのような存在が作ったものに見えるかもしれません。しかし、忘れてはならないのが「とてつもない時間」の強力さです。
宇宙が誕生してから100億年以上が経つと言われます。そして、地球が誕生したのは40億年以上前と言われます。意外と歴史が古いですよね。で、100億年というのは、我々の一生である80年が、一億回以上繰り返されるだけの長さの月日です...。
何が言いたいかというと、そこにはとてつもない時間がかかっているということです。自然は自然法則のみに従いますから、原子や分子が飛び交い、様々な偶然を通して原始的な生命が生まれたりするわけですが、数十億もの年月がかかれば、どれほど小さな確率でしか起こらない現象も何度も発生するわけで、それが今の高度に発達した生命が生まれた理由そのものです。いわば時間の暴力と言えるでしょう。
生命自体無意味な存在。子孫繁栄も人生の本来の意味ではない
生命自体も、それが偶然に、同じ性質を持った自分のコピーを残す性質を持ったために、それが生み出したコピーも自分をコピーする性質を持ち、次第に「自分をコピーする能力をもったカタマリ」が自然と増加していったというただそれだけのことです。生命自身が意図的に繁栄しようと考えることはありません。だって無意味ですからね。
繁栄する性質をもった奴らが、偶然にも繁栄した。逆から言えば、繁栄している奴らには繁栄するだけの理由が偶然にもあった、というただそれだけのことです。別に生き延びようとして強くなったりするのではなく、偶然にも突然変異などで強くなった奴らが、偶然にも生き延びた、繁栄した、ただそれだけのことなんです。
貴方の人生は、人類にとっても宇宙にとっても無意味
結局全ては偶然の結果でしかありません。神々が、偶然繁栄した人類と似た姿をしているなんて傲慢ですよね。それであれば貴方の人生も大きく見ればまったく無意味です。貴方の命も、当然ただの自然の偶然の結果で無意味です。
子孫を残そうが、別に人類は子孫を残したくて残しているわけではなく、偶然に子孫を残しやすく、コピーを残しやすかった奴らがコピーを残してきただけなのです。貴方が子供をつくろうが無意味ですし、子供を作らなかったからと言ってそれに否定的な意味もありえません。
じゃあなぜ無意味な人生を生きるのか?それが問題になります。
ではなぜ生きるのか?
我々は生きようと望んで生まれるわけではなく、いつの間にか努力して生き続けなければならない状態に陥っていることがほとんどです。
であれば本当は生きる道理なんて一ミリもないんです。別に今すぐ自殺したところで、望まない人生を送らずに済むのであれば否定する訳にはいきません。
ですが、そう言われて死のう、と思いますか?僕はそうは思いません。死ぬのはなんだかもったいない気がしてしまいます。「楽しく生きられるのであれば生きたい、でも無意味なことのために苦しむのはいやだ」。これが多くの人の本音ではないかと思います。
人生が無意味だとしても、楽しむことはできる
皆さんはゲームをやったことがあると思います。RPGでもシューティングでもいいですが、ゲームって全く無意味ですよね。知識がつくわけでもないし、何かが現実に達成できるわけでもない。けどやっちゃいますよね。それをヒントにするべきではないでしょうか。
つまり、人生に意味なんて要らないし、頑張ることになにか意味が無くたって、ゲームのように楽しくすることさえできれば皆ハマれるし頑張れる。こういう人生の過ごし方ができれば、こんな問いで悩む必要なんてないんです。じゃあそういう人生を生きるにはどうしたらいいんでしょうか?
人生をゲーム化しよう。意味がなくても楽しめる娯楽にしよう
別の記事で人生に意味がなくてもやる気を感じられる方法をまとめたりしましたが、ゲームでもなんでも、はまれるものって理由があるんです。
上の記事を読んでいただければわかりますが、それは爽快感だったり、成長感だったり、貢献感だったりします。そういう感情を自分で刺激できるようになると、人生が無意味だということがわかっていても、どこかゲーム感覚で物事に夢中になれるきっかけが掴めるようになってきますよ。
このブログでは、生きることが無意味だとしても人生を楽しんでやる!という強い思いをもった筆者が、人生に疲れた方でも積極的に生きられるようになるためのライフハックをひたすら(自分のために)考えて記事にしています。
他にも色々書いておりますので、読んでいただき、何らかの形で日々の生活に活かしていただけると幸いです。以上砂漠のぽわるんでした。