フジロック2018、初日のおすすめアーティスト、2日目のおすすめアーティストに続いて3日目のおすすめアーティストをご紹介します。
さあ日曜日。ボブ・ディラン出演で大盛り上がりとなりましたが、自分はそれほど盛り上がったわけでもなかったりしました笑
ボブ・ディランは原曲がほとんど分からないくらいアレンジがすごいって言いますし、そんなにボブディランに詳しくないわたくしがこの記事で改めて「LIKE A ROLLING STONEがやっぱり最高でですね!」とか言っても、という感じなのであえて省略にて失礼いたします。関係者のみなさま大変申し訳ございません。
※画像はこの記事を書きながらもっとも気になってしまったケイシー・マスグレイヴスのPVより。中毒性あって最高です。。
ということで、3日目のおすすめアーティストをご紹介してまいります!
7/29(日)
VAMPIRE WEEKEND
ヴァンパイア・ウィークエンドは、自分の中でなぜかこの時代から更新されていないんですよね苦笑今や世界レベルのバンドとして活躍してますが、このインディー感全開の小さいことをやってる感じが好きだなあ。もう10年も前か。
Vampire Weekend – Cousins
Vampire Weekend – A-Punk
さらに脱線してフジロックの雰囲気から離れていく感じですが、この動画でボーカルすごいなと。
「A Take Away Show」のヴィンセント・ムーン撮影の動画で、録音もいいんだと思いますが、バンドのボーカルをここまでクリアに聞くことってあんまりないじゃないですか。
ある意味、楽器で消されてごまかせる部分もあると思うんですが、「あ、このボーカルはすごいな」とシンプルに思いました。
Vampire Weekend – The Kids Don’t Stand a Chance
最近はアコースティックのライブ動画を撮る企画も増えていますが、こういう角度から新しい発見があるのでうれしいです。
Chvrches
Chvrches – NPR Music Tiny Desk Concert
女性ボーカルのバンド、最近かなり増えているように思うんですが気のせいでしょうか。(バンドの数は変わってないでしょうから、自分に引っかかる界隈の女性バンドが増えてるのかなと)
動画はNPRのTiny Desk Concertから。
この声はやみつきになりますね~笑
Tiny Deskのミニマルなセットを見た後にこちらのグラストンベリーでのライブを見るとこれまた圧巻ですのでぜひ。
Chvrches – Live at GLASTONBURY 2016
しょっぱなからステージ上でのこの躍動感!
ドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」を思い出すような存在感ですね。
この人にフラッグを掲げられたら、「うおー!!!」とか言って、ついて行っちゃうかもしれないな笑
Dirty Projectors
ダーティー・プロジェクターズはイメージとして特に去年のアルバムが音楽玄人的なうるさそうな方々にもからも絶賛されていた印象笑だって、このクオリティーですもんね。
Dirty Projectors – Keep Your Name
これだけ音をいじくり回しているのにシンプルな印象を残してしまうってすごいな。。
Dirty Projectors – Up In Hudson
こちらの曲もいじった音の中でシンプルに抜けてくる楽器の音や声がすごく新鮮に聞こえるのがいいんだよなあ。
音数は多いのに、階層が違うどこかに余白がくっきり残ってる感じがあるから、シンプルに聞こえるんですかね!
こういう作り込み方、とても好きだなあ。
Jack Johnson
せわしなく動くフェスの中でこういう人がいると本当に落ち着きますね笑間違いなくいい音聞かせてくれる安心感もある。
Jack Johnson – better together
このアルバム、大学生時代にタワーレコードで買ったなあ。
特にこういう音楽が好きでもなかったんですが、買うところまでいったというのはそれだけの力があったってことでしょうね~(買った時のことをここまで覚えているとは思ってなかったですがw)
やっぱり今でもたまに息抜きしたいときとか聞きますしね。天気のいいお昼下がりに最高。
Anderson .Paak
Anderson .Paak – Til It’s Over
アンダーソン・パーク。ジャズ界隈からその評価の高さは聞いてはいたんですが、実際音を聞いたことはあまりなかったところにこの動画が。
スパイク・ジョーンズ最高。(映像担当)
そしてこの曲最高。
さらにはFKA twigsも最高。(こんなに演技とか踊ったりできるのね。)
まさに天才の仕事だよなあ。
この曲が最高だったので、改めて音源を聞いてみようと思ったら、正直、上の曲のイメージと全然違ったんですが笑
このジャズの質感は上質。まったりヘブンとかで聞きつつゆるやかに揺れたいですね~
Anderson .Paak – Malibu(Full Album)
マリブというアルバムタイトルからもなんとなくジャイルス・ピーターソンを思い出すような。
踊れるジャズ感。好き。
Hinds
ハインズ。女子4人、このインディー感、やりっぱなし感がサイコー!!!
Hinds – New For You
そしてなんとスペインのバンド!スペイン感ゼロだな笑
PVの冒頭にちょっとした寸劇が入るのいいw
Hinds – Finally Floating
Kacey Musgraves
ケイシー・マスグレイヴス。この記事を書きながら知ったアーティストなんですが、なかなか狂ってそうでおもしろいぞと。
とりあえずこれ見て!
Kacey Musgraves – Space Cowboy
アメリカ出身でこのビジュアルだと、なんとなくビヨンセ系な感じでドーン!みたいな大きな感じにいくのが定石な気がするんですが。
延々とスライドする自分。
これはやべーやつが出てきたなと。
Kacey Musgraves – High Horse
最初に聞いたのはこの曲だったんですが、ナイル・ロジャースに女性ボーカルついたのか?的な。
PVもコレですし。意味わかんねえなと。
ビジュアルからの絶妙なねじれを感じて、とても惹かれています笑
宣伝戦略がとても気になるし、知りたくなってしまいました。。
おすすめしておいてアレですが、実際にフジロックで見るかどうかは別の話かも笑
でもなんか見ちゃうような気がしてるのが不思議。
ほんとになんだか気になるズレがある。
だって、フジロック出るアーティストがこれをオフィシャルで作るか?笑
Kacey Musgraves – High Horse (Animoji Version)
気になるんだ。ケイシーが。
曲もなんだかいい気がするんだ。
やっぱりド王道に加えて、ちょっとした寄り道もしながら楽しむのがフジロックという点でも、ケイシーみたいな存在をタイムテーブルに入れておきたい感がありますね。(←すでに洗脳され始めている)
以上!!!
ということで、2018年のフジロックおすすめアーティストのご紹介でした!
フジロックはアーティストだけを楽しむフェスでもないですが、しっかり予習して、時にはお酒に酔いつぶれて見逃しつつ、存分に楽しみましょう!!!!!
※あたたかくなってきましたし、夏に向けてフジロックの持ち物の準備もじわじわと始めてまいりましょう!
⇒フジロックの持ち物チェックリスト(6回参加の経験談含む))