2010年11月13日、湖南日報によると、チベット高原を流れるヤルンツァンポ川(中国名・雅魯蔵布江)がせき止められ、蔵木水力発電所の主要部分の建設が始まった。
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記事によると、同水力発電所は総投資額79億元(約984億円)かけてヤルンツァンポ川主流の中流部に建設、チベットで初めての大型水力発電所となる。2014年から部分的に稼働を開始する予定で、チベット中部地域の電力不足の緩和に期待が寄せられている。
完成すれば、世界一海抜が高い河川に設置されたダム発電所となり、流水量、落差とも大規模で、合計出力は51万kWとなるという。(翻訳・編集/津野尾)