ぼくは画家としてメシを食う

芸大も行っておらず、絵の勉強もしたことがない男が画家として生きていくための軌跡を綴ります。

ぼくは画家としてメシを食う

Forever,Change

神様は残酷だ。

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今朝、ぼくがアップした作品がこちらです。

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作品名「The Rainbow」

この作品がどのようにして出来たかというと、昨日、ぼくにとってとても悲しい出来事があったんですよ。

それが本当に辛くて辛くて仕方なかったんです。

 

それでもう何も考えられませんでした。

でも、何かしてないと壮絶な自己嫌悪に陥ってしまうので突然、深夜に筆を走らせたんです。

そして、いつの間にか気絶するように眠ってしまい、また朝の5時過ぎくらいに起きて夢中になって絵を描き続けました。

その間はずっと今は亡きAviciiの曲を延々BGMにしてましたね。

 

それで出来上がったのが上記の作品なんです。

ぼくはこの作品のタイトルを「The RainBow」としましたが、これは作品を描いてる当時の自分の精神状態が絶望的だったのです。

しかし、こんな絶望状態の自分でもどうにかして虹(希望)を見出したいと思って、それをイメージして描いたんです。

そうでないと生きるのが辛くてとてもやってけなかったですから。

 

それで、ぼくは作品ができたら必ずSNSで発信するようにしているので、この作品もすぐにアップした所、すごく反響があって今までの作品で一番のヒットになりました。

たくさんのみなさんからありがたいお言葉をいただき、そのコメントに関してはとても嬉しくてたまらないことでした。

 

ただ、その一方で、ある友人からわざわざLINEで「絵に重みが出たね。」とメッセージが来たんです。

ぼくはそのたった8文字の言葉を見た時、とても複雑な気持ちになりました。

 

そして、以下のように返信しています。

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 「不幸は人を強くする」とよく言われます。

ゴッホが好きな女性のために自身の耳を切り、それを贈ったという狂人な逸話がありますが、アーティストというのはそういった不幸や悲しみ、孤独がエッセンスとなって作品に重みを引き出すのかもしれません。

でも、それってある意味、とても残酷なことですよね。

 

ぼくのメンタル状態とは裏腹にどんどん作品が拡散されたり、賞賛をされたりしていくことにありがたさを感じつつも、複雑な気持ちも携えながらぼくはアーティストとして生きていきたいと思います。

もし、神様という存在がいるとしたら、「なんて嫌なヤツだ!」とぼくは主張すると思います

 

神様は残酷だ。

 

ただ、この作品にぼくの魂を吹き込んだのはたしかで、ぼくの傑作と言えるのはたしかです。

 

それでは今日はこのへんで。

 

わっしょい!