ピクミンから手をつないでくれる
気配が全く無かった。




付き合ってないので
当然のことなのだけど
どうしようもなく悲しくなって
思わずピクミンの服の裾を掴んだ




必殺・裾掴みのおかげで
思いが届いた。過剰に。



その結果
家に誘われてしまった




誘った
8ターンほど飛んだようだ




私の犯した大失態。
キッス♡されそうになったら
息の根止めてやるって
意気込んだのに。




正直なところ
本当はめっちゃ行きたい。
何が起こっても絶対好き




いや冷静になれブス




私がゴリラだったなら
速攻こいつの住処に行くだろう。




しかし私は人間
霊長類最強の頭脳を
持ち合わせているのだ
今こそ理性を呼び醒ます!




今思えば良くわからないけど
そんな感じの理論に基づき
私は理性を取り戻した




家に行ってはおしまいだ。
この状況をなんとか打破するぜ!




ピクミン
「ここから歩いていけるよ」




徒歩圏内?  
どうやら初めから
トラップカードが
仕掛けられていたようだ
姑息なやつ!



ブッシー
「・・・・・・・」




いやだ




とりあえず
そういった行為には
及ばないことを
意思表示しておこう




逃避




そんなことするつもりない?
この流れで?
若い男女が夜に密室で?




このくそ味噌野郎・・・・・




ダービー




私は疑いの眼差しを向けた



ピクミン
「どんなこと想像したの?」



うっせー
そんなこと言わせんな!
あえて言わせるタイプのセクハラかよ
なんか前にもあったような・・・




ブッシー
「若い男女が夜に密室で二人とか
 卑猥なことしか起こらない」

「だから行かない」



ピクミン
「何もしないのに」

「普通にゆっくり婚活の話
    したかっただけだよ」




あ、婚活の話無くなってなかった・・・
それはショック



ピクミン
「第一そんな経験ないし」
「魔法使い族だから」



モンスターみたいに言うなよ



ピクミン
「絶対にしない自信がある」




honest

 

えっそれは
まじかよ
ちょっとは差してよ
魔法使いだろが



ピクミン
「だからおいでよ」



ブッシー
「いやだ」



ピクミン
「じゃあ明日始発でおいでよ」



ブッシー
「は?なんで始発?」



ピクミン
「夜だから警戒してるんでしょ?」

「それに・・・・」



いたい




私は知っている



この言葉に
私が欲しがっている
意味は含まれていないことを。



にもかかわらず
私は次の日の朝には
しっかり始発に乗っていた



私の負けだ




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