どうも、旅Mです。
マリオットがスターウッドの買収を完了してから、
ずっと株価は堅調です。
売上規模2位のヒルトンや3~4位のアコーグループよりも
相対的に株価が上昇してくれたことがわかります。
全米を除く
ヒルトンのプアな都市展開に比べ、
マリオット・SPGは非常に多くの都市で使用可能で、
更には、
せっかくラッフルズやフェアモントを買ったアコーグループ
のプログラム統合が、
2016年になされず嘆いたことがありますが、
これは完全統合前に、
会員メリットを上げて顧客を囲い込んだマリオットとは対照的でした。
この辺はこのマイラー界隈だけでなく、
色んな空港のラウンジで出会ったマイルには詳しくない日本人も
たいていSPGアメックスを持っていましたし、
多くのアジア人SPGホルダーとも出会い、
そう感じてきました。
SPGの顧客をマリオットで優遇して、
これはかしこいやり方だと触れたこともありましたね。
株価は、
最終的には思惑でなく、実態の状況に即した価格に着地する。
はてな株にしても、
回転ずし株にしても、
セレス株(ポイント・仮想通貨)にしても、
マリオット株にしても、
すべてははてなブログで趨勢を感じ、
世界のブロガー等の意見も参考に定性分析に役立ててきました。
結局、
カローラ・プリウスを生んだトヨタ、
フリース・ヒートテックを生んだユニクロなど、
アマゾンもそうですが、
資産を増やしてくれる企業は高級製品サービスの会社よりも
大衆向けの製品サービスの会社だったりするのが世の常だったりするんです。
ぼくは中学生のころからフォーブスが愛読書で、
長者属性を見続けたので、
統計上もそう感じます。
そして、
個人が莫大な企業規模の拡大による恩恵を受けるには、
その企業に投資をしてオーナーの一人になるべきです。
そのためにも、
大衆受けする企業の趨勢を見極めをするために、
リッツ・カールトンにばっかり泊まるんでなく、
ブランド鮨ばっかり食べるんでなく、
エルメスやダンヒルにばっかり行くんでなく、
「世界各国の中間所得者層受けするものは何なのか」
これをリアルに触れられるだけふれて、
それで少ない足りない部分はブログで学ばせていただく。
この2年近い世界で最も中間所得者層が伸びている
アジアの顧客に「マリオット・SPGお得じゃないか!」と
思わせたマリオットは賢者だった。
経営者もアジアでの伸びを統合の成果の1つとして、
掲げていたのも印象的でしたが、
わたしは実感としてそれを日々把握してきたわけです(笑)。
ただ、
わたしだけでなく旅ブロガーの誰でも
「マリオットのやり方はしたたかでうまいぞ!」
と感じることはできたはずなんです。
私はそこでゴールド会員がどうだとか、
朝食がどうだとか言う前に、
なんで株を買ってそういう人々のお金を吸引させて頂く方にいかないのか、
不思議で仕方がない。
お金が殖えれば、
何会員でなくても、
スイートだろうとなんだろうと泊れます。
結果として、
マリオットは資産倍増に貢献をしてくれました。
(ロンドンでの推奨株は10倍を超えたので2倍は小さいかもですが)
そのプロフィットでまた泊まらせて頂いて、
厚遇を受ける。
好循環。
ゴールデンサイクル。
以上、
【マリオット・SPGグループ最大のメリットは】
株高による資産倍増という名の5スター☆☆☆☆☆
でした。
【編集後記】
次はどこのLCCが伸びて、どこのフルキャリアエアラインが斜陽するか。
こういう事にも興味のアンテナを高く持って、
旅マネーの遠心力を利かせていきたいと思う。
※経営定性判断には現場の人と知り合うのが一番です
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