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Microsoft、Azure売上高倍増で予測を上回る増収増益

» 2018年04月27日 08時41分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは4月26日(現地時間)、2018年第3四半期(2018年1~3月期)の決算を発表した。「Azure」や「Office 365」などの商用クラウド事業が好調で、2桁台の増収増益だった。

 売上高は前年同期比16%増の268億2000万ドル、純利益は35%増の74億2000万ドル(1株当たり0.95ドル)だった。売上高、1株当たりの純利益ともにアナリスト予測(売上高は258億ドル、純利益は0.85ドル)を上回った。

 Intelligent Cloud部門が今期も好調で、Azure Computeの売上高が93%増だった。部門全体の売上高は17%増の79億ドルだった。

 microsoft 1 Intelligent Cloud部門

 OfficeやLinkedIn、Dynamicsを扱うProductivity and Business Processes部門の売上高は17%増の90億1000万ドルだった。企業向けOffice 365の売上高が42%増と好調。LinkedInの売上高も37%増と好調だった。企業向けOffice 365のMAUは1億3500万人、コンシューマー向けのMAUは3060万人。

 microsoft 2 Productivity and Business Processes部門

 Windows、ハードウェア、Xbox、検索のMore Personal Computing部門の売上高は、Windows、ゲーム、Surface、検索が好調で13%増の99億2000万ドルだった。検索は16%増、ゲームは18%増。ハードウェアではSurfaceの売上高が32%増だった。

 microsoft 3 More Personal Computing部門

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