2018年04月27日(金) | レポート
Anker、新しいオーディオブランド「Soundcore」を発表
アンカー・ジャパンが、同社のオーディオ製品を統一するブランドとして「Soundcore」を発表しました。
そして、今後発売する予定のヘッドフォンとスピーカー製品のラインアップについて説明しました。
Ankerは、小型スピーカーに欠けている低音を強化する方法として、DSP技術による低音強化ではなく、ネオジムドライバとリアルタイムで低音周波数を分析できる特別に調整されたシグナルプロセッサを組み合わせた「BassUpテクノロジー」を開発し、それにより、歪みのない非常に大きなサウンドとパワフルなベースを提供するスピーカーを製品化することが可能になったと説明しました。
BaseUpテクノロジーを採用したIPX7防水規格対応コンパクトBluetoothスピーカー「Soundcore Mini 2」は、6W出力の小型モデルです。
バッテリで最大15時間のサウンド再生が可能で、2018年5月02日に3,999円で発売する予定だそうです。
BaseUpテクノロジーを採用したIPX7防水規格対応Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion Q」は、8W x2出力の360°サウンドモデルです。
バッテリで最大10時間のサウンド再生が可能で、2018年夏頃に6,666円で発売する予定だそうです。
BaseUpテクノロジーを採用したIPX7防水規格対応Bluetoothスピーカー「Soundcore Motion B」は、5W x2出力のエントリーモデルです。
バッテリで最大16時間のサウンド再生が可能で、2018年夏に3,299円で発売する予定だそうです。
そのBassUpテクノロジーを採用したスピーカーとして、防浸形「IPX7」性能を持つ、360度サウンド防水Bluetoothスピーカー「Soundcore Flare」と「Soundcore Flare+」を発表しました。
本体にはアプリコントーロールによって、エレガントに色を変化できるLEDライトが装備されています。
Flareは6W x2出力で6,666円、Flare+は25W出力で12,200円、どちらも2018年夏頃発売する予定だそうです。
クリアでパワフルなサウンドを追求する高音質で歪みの少ないSCANSPEAK製ドライバを採用したプレミアムスピーカー「Soundcore Model Zero」は、原音に限りなく近い高音質Bluetoothスピーカーです。
BassUpテクノロジーを採用し、バッテリで最大10時間のサウンド再生が可能です。
19,800円で2018年夏頃発売する予定だそうです。
一般的なスポーツ向け防水イヤフォンは、雨からの保護を目的として設計されており、汗の塩分はイヤフォンを壊す可能性があるため、Soundcoreは、水や汗を通さず、腐食から保護するコーティングを施した「SweatGuard Technology」を開発し採用していると説明しました。
SweatGuard Technologyを採用し、マグネットケーブルマネージメント機能を搭載した「Spiritシリーズ」を発表しました。
バッテリで最大9時間連続再生可能なBluetoothイヤフォン「Spirit」はエントリーレベルの製品で、2,999円で2018年初夏に発売する予定です。
バッテリで最大12時間連続再生可能な耳フック付きのBluetoothイヤフォン「Spirit X」は、10mmドライバを採用し、2,999円で2018年5月08日に発売する予定だそうです。
クリアな通話が可能なアップリンクノイズキャンセリング搭載ネックバンド型Bluetoothイヤフォン「Soundcore Life NC」は、防水規格IPX5に準拠し、バッテリで最大12時間連続再生可能です。
aptXコーデックにも対応しており、14,300円で2018年夏頃発売する予定だそうです。
SweatGuard Technologyを採用したフルワイヤレスイヤフォン「Soundcore Liberty Lite」は、Bluetooth 5.0仕様で、ペアリングと解除がシンプルに行えるそうです。
バッテリで最大3.5時間連続再生可能で、充電ケースと併用することで最大12時間連続再生が可能となっており、6,599円で2018年夏頃に発売する予定だそうです。
ッテリで最大20時間以上のサウンド再生が可能な、Bluetoothオーバーイヤーヘッドフォン「Soundcore Vortex」は、aptXコーデックに対応しています。
バッテリで最大20時間以上のサウンド再生が可能で、5,999円で2018年初夏に発売する予定だそうです。
同社初のBluetoothオーバーイヤーヘッドフォンとなるプレミアムアクティブノイズキャンセリングヘッドフォン「Soundcore Space NC」は、40mmのダイナミックドライバを搭載し、バッテリで最大20時間以上のサウンド再生が可能で、有線ケーブルを使用した場合は、最大50時間連続再生が可能です。
本体は美しいブラックマット仕上げがなされ、人間工学によるオーバーイヤークッション、メディアタッチコントロール機能を搭載しています。
14,300円で2018年初夏に発売する予定だそうです。
iPhone X/8/8 Plusへの7.5W Qiワイヤレス充電に対応した充電器「PowerWave 7.5 Pad」と、スタンド型Qiワイヤレス充電器「PowerWave 7.5 Stand」も展示していました。
こちらは2018年5月に4,499円で販売する予定だそうです。
アメリカで販売されているAndroid 7.1搭載モバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule」も展示されていました。
360°スピーカーを搭載し、39,800円で2018年5月15日から発売する予定だそうです。
Ankerのヘッドフォングループ担当ゼネラルマネージャーRock Gao氏、スピーカーグループ担当ゼネラルマネージャー Herbert Fan氏に個別インタビューしました。
今回の発表の中にはありませんでしたが、グラフェンコート振動板を採用したドライバを搭載したプレミアムBluetoothイヤフォン「Soundcore Spirit Pro」や、プレミアムBluetoothスピーカーとしても機能するテレビサウンドバー「Infiniシリーズ」なども日本で発売する計画があるそうです。
また、独自のAIスピーカーや、HomePodのような環境反射音を分析して、音補正するスピカーも開発中だそうで、それらは、早くて2018年下半期にリリースできるかもしれないと話していました。
今回、各製品にはAACコーデックのサポートの説明はありませんでしたが、それは、国毎に仕様を細かく調整する中で、必要とされれば搭載することも可能だと話し、日本での発売モデルのどれが対応となるかについて明言しませんでした。