Intel,AMDでZenの開発を主導したJim Keller氏の入社を発表
Keller氏は,1998年に旧Digital Equipment Corporation(以下,DEC)に入社して,同社製CPU「Alpha」シリーズの開発に参加したのを皮切りに,AMDやAppleなどを渡り歩いて,さまざまなプロセッサの開発に携わってきた人物だ。ごく最近では,AMDのZenマイクロアーキテクチャの開発を指揮していたことでも知られる。Zenの開発に携わったのち,Keller氏は,2016年に電気自動車メーカーのTeslaに加わって自動運転技術の開発を担当する副社長を務めていたとのこと。その氏が,Intelに入社してSoCの開発を担当するというわけだ。
Keller氏が関わった主なCPUやマイクロアーキテクチャを,時系列順にリストアップしてみたが,IT業界に大きな影響を与えたものがずらりと並んでいることに驚かされる。
- DEC Alpha 21164,21264
- AMD K7(※Athlonなど)
- AMD K8(※Athlon 64など)
- Apple A4(※iPhone 4,iPadなど)
- Apple A5(※iPhone 4s,iPad 2など)
- AMD Zen(※Ryzenなど)
元AMDの著名な技術者がIntelに参加といえば,AMDでRadeon Technologies Groupを率いていたRaja Koduri(ラジャ・コドゥリ)氏が,2017年11月にIntelに入社したという例もある。つまり,ZenとPolarisという現在のAMDを支えるアーキテクチャの開発を主導した人物が,2人とも今ではIntelに参加しているわけだ。
Keller氏とKoduri氏がタッグを組むと決まったわけではないが,AMDで大きな実績を残した両氏がIntelに参加してどのような製品開発を主導するのか,それもまた楽しみである。
Intelによる当該プレスリリース(英語)
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