2018-04-27

漫画村に関してねとらぼ情報提供した理由

ここ2ヶ月ぐらいか漫画村ピックアップされ始めた。

漫画村自分のいた会社広告掲載していた。

そして自分はその違法サイトを見てみぬふりした。

その時の贖罪をしたくて、少しでも救われたくて、ねとらぼにすがった。

自分は[株式会社グローバルネット]で働いていた。

辞めた理由は?

何より心が痛かった、それだけだ。

幼少の頃から漫画映画アニメを見て育ってきた。

この3つには今日まで支えられて生きてきていると言っても過言ではない。

他の人から見たら非常につまらない人生だと思う。

でも満足していた。

からこそ心が痛かった。

違法サイトスルーしなければいけない仕事は心が痛かった。

自分クリエイティブな才能はない。

持ち合わせていないが、生み出す事の大変さ・辛さ・世に出るまでの過程がどれだけ茨の道なのかを知っているつもりだ。

からこそ心が痛かった。

業務になれた頃、違法サイトを見つけて自分上司に伝えた。

「このサイト違法サイトではないのか」「こういうサイト広告掲載する事は誤っているのではないか

下っ端である自分意見聞く耳は持ってもらえなかった。

聞いてもらえなかった、それだけならまだ自分はあの会社にいただろう。

聞いてもらえなかっただけでなく、つらい言葉を返された。

「こういうサイトあって、このサイトに俺らが広告を出す、それで俺もお前も飯食ってるんだ」

心が痛かっただけではない、引き裂かれる衝撃だった。

たかも『何当たり前の事言ってるんだ』と言いたげな上司の顔、今でも覚えている。

上司の言う通りだった、違法サイト広告掲載し、そしてお金をもらっている。

そのお金自分は何をしていた?

生活をしていた、食事をしていた、生活用品を買った。

漫画を買った、映画を見た、CDを買った、Blu-rayを買った、DVDを買った、グッズを買った。

実にバカバカしいと思った。

本来行くべきお金の一部が自分を経由して、行くべき場所へ行っただけ。

帰宅して、時間も気にせず声を出して泣いた、頭が痛くなるぐらい泣いた。

娯楽に使っていたお金は、自分が働いてもらったお金は、綺麗なお金じゃない。

いや、綺麗なお金なんて世の中にないのかもしれないが、他の人達より汚れたお金をもらい、それを本来いくべき場所へ還していた。

から自分は辞めた。

すぐに次の勤め先は決まらなかったが、暫くして良い会社に拾ってもらえた。

もう二度とインターネット広告代理店なんかで働きたくない。

違法サイトを見てみぬふりをしなければいけない、ただひたすらに胸が痛い。

自分学生の時から違法サイト蔓延っていたが、日常会話で出てくるような事は間違ってもなかった。いわゆるアンダーグラウンド存在

自分はそんなサイトを利用した。そんなサイトで読んだら、どんな作品でも必ず本を買った。

読んだ作品たまたま面白くなかった、ただそれだけで次に生み出すエネルギーとして作り手を応援たかった。

アルバイトが出来る年齢になったらすぐにアルバイトをした。

放課後コンビニアルバイトをして、お金を稼いで、そのお金漫画アニメのグッズ、円盤を買ったり、映画館へ映画を見に行ったり、娯楽に使った。

これからこの問題はどうなっていくのだろう。

サイトブロッキングという根本解決に至らない方法が進んでいくのだろうか。

違う、そうじゃない、違法サイトだと分かっていながらそこに広告掲載し続ける企業を締め出すべきだ。

そうすれば収益の上がらないサイト運営者は自然サイトを閉じていくのだから

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