マスカラをまぶた側から上から撫でる、撫でおろすように塗っている描写があった。
あれをリアルでするとマスカラがまぶたに全て付き、目の上がリアルパンダになる。
どれほどありえないことかというと、マスカラの繊維や液が目に入って失明するくらいありえない塗り方だった。
あとファンデーションを肌につけて「ファッ」ってしてた。
もしかしてあれは韓国から入ってきたクッションファンデなんだろうか。
JKにクッションファンデ。いらん!素肌で勝負しろと言いたいが、多分パウダーファンデなので、冷たくないはず。ただの粉。
化粧崩れちゃうし、先に下地つけてあげてほしい。夏だしUV効果あるものを。
あとあんな風に直線で上から下に塗ったらムラになるので、大変だ。
アイブロウ。あれ、どう見ても先がアイライナーに見える。眉毛に書いてるけど、多分それまつ毛の隙間を埋めるもの。
百歩譲ってアイブロウだとして、そんなグリグリすると両さんになる。きらら×こち亀コラボいらない。
あと唇に塗ってたの。色的にもグロスの先っぽいけど、あんなに柔らかくならないような。チップだと思うんだけど。まるで筆のように動いていた。
リアルなんていらねぇ、と言われるかもしれないけど
もしコミケでこみがのコスプレをする男性が、アニメシーンを真似てしまい
使い方を間違えて悲惨(病院行き)になってしまったら悲しいので
やはり一応ではあるが指摘はさせてほしい。
100点満点中0点の化粧描写だった。
なお上記の問題を解決したあと、唇を「んむっ」っとして、チークをブラシでほんのり入れ、色変更もいらない肌色をトーンアップするだけの薄いアイシャドウをさっと塗ってあげる描写を入れることで、グッと「ここのスタッフわかってんなー」感が増します。
ちゃんとした考証と演出には手間と金が掛かるのだといういつもの話である。 京アニ辺りなら間違いなくカッチリやってくれるだろうが普通のアニメスタジオでは無理。