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【芸能・社会】

国分太一「悔しい」 朝番組で涙の謝罪

2018年4月27日 紙面から

 TOKIOの国分太一(43)が26日、司会を務めるTBS系「ビビット」(月~金曜午前8時)に生出演し、山口達也の事件について、謝罪した。番組冒頭、国分は一人でカメラの前に立ち、目を潤ませながら「被害に遭われた女性にメンバーとして謝罪させていただきます。本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げた。また山口の不祥事に「悔しいです」と言葉を詰まらせ、山口が飲酒の問題で通院していたことも言及した。

 国分は「正直、自分の頭の中も整理がつかない状況」とするも、「山口が起こしてしまったことは絶対に許される行為ではありません」と断言。「20年以上一緒にいるメンバーがこんなことを起こしてしまった。驚き、悲しみ、悔しい思い…」と落胆し、ファンや関係者に向けて「本当に申し訳ございませんでした」と5秒ほど頭を下げて謝った。

 山口の書類送検を知ったのは25日。テレビ番組収録後の午後6時半すぎにマネジャーから聞かされ、「メンバー全員頭真っ白で…」とも。収録には山口も参加し「いつもの山口達也にしかみえなかった」という。

 その後、山口を除くメンバー4人でメールのやりとりをし「どんなことがあっても連帯責任。どんな処罰でも受けなければならない」と決意。グループデビューから23年、ジュニア時代を含めると30年近く一緒にいるメンバーの不祥事で「彼がやったことの責任をまず、自分たちが自覚しながら、できることを、対応をしっかりしないと、という話をメンバー同士でした」と話した。

 山口のアルコール問題については「病院に行ってお酒と向き合っている話を聞いたことはある」と明かし、山口の酒好きを認めた上で「お酒につられてしまうからこそ、病院に通っていた。(酒を)断絶したい気持ちがあったが、なかなかできなかった」と推察した。

 TOKIOは、東日本大震災で風評被害に苦しむ福島県の野菜をPRし、被災地に寄り添ってきた。国分は「福島のみなさんにご迷惑をお掛けした。福島の野菜は味は変わらない」とあらためて涙で謝罪し、「引き続き福島の野菜を食べてほしい」と訴えた。

 また、同じく司会を務める女優の真矢ミキ(54)は、国分は番組開始前にずっと泣いて周囲に謝っていたことを明かしていた。

 

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