北京紙「新京報」のウェブサイト“新京報網(ネット)”は4月9日付の速報で「『“公民(市民)”が“間諜(スパイ)”の手掛かりを通報するのを奨励する規則』(以下「スパイ通報規則」)公布から1年で5000件近い通報を受ける」と題する記事を掲載した。その全容は以下の通り。
【1】2017年4月10日に“北京市国家安全局”がスパイ通報規則を公布・施行して以来、国家安全機関として唯一外部へ発表した市民と組織がスパイ行為の手掛かりを通報する電話番号の「12339」は鳴りやまず、顕著な成果を上げている。
【2】統計によれば、この1年来、北京市国家安全局が受けた社会各界の人々および“境外人士(境界外の人)”<注1>が「12339」へ電話をかけた通報と“信訪(陳情)”ルート経由の通報は5000件近くに達し、国家安全機関が法に基づき偵察行動を深く展開し、スパイ犯罪に有効的な打撃を与えるのに大きく貢献した。北京市国家安全局は『中華⼈⺠共和国“反間諜法”』(以下「反スパイ法」)と『スパイ通報規則』の関連規定に基づき、大きく貢献した組織と個人に対して相応の報酬を支払っている。
【3】北京市国家安全局の関係責任者は次のように述べた。すなわち、2015年に「12339」の通報電話が正式に開通して以来、特に『中華人民共和国国家安全法』(以下「国家安全法」)が公布されて施行された後は、北京国家安全機関は組織に深く入り込んで「4月15日国民全体国家安全教育日」の宣伝活動を展開し、多くの人々が国家の安全を擁護し、共にスパイ犯罪に打撃を与える意識を絶えず増強し、情熱を高く保ち、社会の中に隠れていたスパイ活動が馬脚を現さずにはいれなくした。
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