北朝鮮が突然発表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験の中止は、日本では寝耳に水だった。だが欧州は、驚かなかった。かなり前から「核凍結」という感触をつかんでいたからだ。
3月中旬、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相はストックホルムに降り立った。向かったのは大使館が立ち並ぶ通称「外交街」。その一角にある政府の会議場でバルストロム外相が待っていた。
両国の国旗が掲げられた机をはさんで2人はなに…
北朝鮮が突然発表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験の中止は、日本では寝耳に水だった。だが欧州は、驚かなかった。かなり前から「核凍結」という感触をつかんでいたからだ。
3月中旬、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相はストックホルムに降り立った。向かったのは大使館が立ち並ぶ通称「外交街」。その一角にある政府の会議場でバルストロム外相が待っていた。
両国の国旗が掲げられた机をはさんで2人はなに…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
春割実施中!日経電子版が5月末まで無料!