インディースタジオContingent99は、『Wizard Of Legend』を5月15日に発売するとKickstarterページにて発表した。PC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switchの全プラットフォーム同時発売となる。Steamストアページでは対応言語の中に日本語が記載されているほか、Steamコミュニティでも幾度も日本語対応が公言されているので、実装されると考えてよさそうだ。
『Wizard Of Legend』は、ローグライク型のダンジョンRPGだ。舞台となるのは、架空のファンタジー世界。Lanova王国では、魔法審議会が毎年ならず者を集めて最強の魔法使いを決める大会を開催している。「伝説の魔法使い(Wizard Of Legend)」になるべく、プレイヤーはこの熾烈な競争に参加することになる。
本作はハイスピードで展開されるローグライクアクションだ。危険だらけの自動生成されるダンジョンへ潜り、伝説の魔法使いを目指す。ダンジョンには多くの敵が徘徊している。プレイヤーは近接戦闘と魔法を組み合わせ、敵を刺し魔法で葬る。敵を倒してアイテムを手に入れたり、ダンジョン内で宝を発見することで、新たな魔法が開放されていく。
魔法の種類は剣を周囲にまとうものから、氷の波を起こすもの、隕石を落とすもなどド派手なものが揃っている。魔法はすべてあわせると100種類以上にも及ぶという。多くの魔法から好みのものを選び、自分だけの“ウィザードスタイル”を確立していくのだ。道中の宝箱からはプレイヤーの能力を高めるレリックスやアクセサリーが手に入るので能力の底上げも並行しておこなっていこう。
本作はマルチプレイモードもひとつの目玉となっており、他プレイヤーと協力してダンジョンを踏破することも、PvPモードにて敵対し戦うこともできる。両モードともにかなり力が入れられているとのことであるが、どちらもローカルマルチプレイ専用だ。開発者は2017年2月にオンライン対応について問われた際に、現在2名いる開発者は手一杯なのですぐには実装できないとしながらも、将来的には対応したいと回答しているので、期待しておこう。
本作ならではのシステムなどが存在するわけではないが、トレイラーを見て、目まぐるしく動くピクセルアニメーションに心奪われる人も多いだろう。Kickstarterにて約7万ドルを集めたローグライクゲームは、5月15日に発売予定。国内コンソール版についてのアナウンスも期待したい。