相撲部で指導者夫婦によるセクハラが発覚です。
「わたしの胸が見たいか?」。強豪相撲部で、指導者夫婦による部員へのセクハラ行為が発覚した。
高校生力士たちが、日々稽古をする土俵。
ここで稽古を重ねる静岡・沼津市の私立飛龍高校相撲部は、2018年3月の全国大会で、男子が初優勝するなど、強豪校として知られている。
その相撲部で、ある問題が明らかになった。
相撲部員にセクハラをしたとされるのは、飛龍高校のOBで20代の現職警察官と、女子相撲の世界大会に出場経験がある30代の妻。
夫婦は、2017年4月からボランティアで部員の指導にあたっていた。
セクハラとされるその行為は...。
飛龍高校・板根英夫校長は「男性の方は(男子部員の)着替えの際に、タオルを巻いているのをはがして、それを(女性部員に)見せる」と話した。
そして30代の妻は。
板根校長は「男子部員に『胸を見たいか』とか、そういうようなことを生徒は言っていました」と話した。
それらの行為を目にした精神的なストレスから、2人の女子部員は休部。
学校によると、セクハラの事実は、女子部員の父親の訴えで発覚し、2017年10月、学校側は夫婦の出入りを禁止した。
板根校長は「外部指導者を含めた中で、二度とないよう再発防止に努めていきたい」と話した。