江の島の名物「江ノ電もなか」。そのお菓子にそっくりな「路面電車のもなか」がある?という情報があり、はまれぽ.com編集部で調べた。
もなかだけではない、意外な共通点もある「江ノ電」と「都電」。その歴史と背景を調査しました。 (はまれぽ.com)
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海と江ノ電はとても絵になる
海沿いを走る距離が長いことから、車窓からの景色のほか、走る様子を見るのも楽しい。
そんな江ノ電をモチーフにした、「扇屋」の「江ノ電もなか」をご存じだろうか。江ノ電 「江ノ島」駅から徒歩3分ほどにあるこのお店は、外観が特徴的なので見た覚えがある方も多いかもしれない。 江ノ電の旧型車両を活用した店構えが印象に残る
江ノ電の車庫? と思ってしまうが、れっきとした和菓子屋さん。しかも天保年間(1830~1844年)に創業し、200年近い歴史を誇るという老舗中の老舗だ。
こちらで製造・販売されているのが「江ノ電もなか」。ここでしか買えない名物ということで、甘いものに目がない筆者は即座に購入した。 10個セット(1430円/税込み・以下同)を購入。包装紙からかわいい
昔ながらの切符を彷彿とさせるパッケージ
もなかの箱はとても凝っている。上から見ると切符風のデザインだが、横から見ると車両が描かれているのだ。全5種類で各車両2個づつ入っているのも、2両1編成の江ノ電と同じで気が利いている。
箱で遊び始める筆者。よく見ると、車窓には江の島の光景が
「江ノ電もなか」にはいくつか味のバリエーションがある。「江ノ電」の味が一番スタンダードなあんこで、ゴマ餡や梅餡、ゆず餡などさまざまだ
車両のデザインごとに中身の味が異なるのだ
どれも自然な甘さで大変おいしい。普段食べているお菓子よりも、身体に染みわたるようなやさしさがある。
お土産にも喜ばれそう
ところが、鉄道好きの友人に江ノ電もなかの話をすると、「そっくりなお菓子が都内にもある」という。その名も都電荒川線をモチーフにした「都電もなか」。
どちらも道路を走る電車であり、共通点も多い2つの路線。お菓子まで被るとはどういうことだろう。実態を調査した。
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