みなさんは人とコミュニケーションを取るのって
得意ですか?
僕はもともとは超がつくほど苦手で、
人の目を見て話すことが全然できなかったんです。
そんな僕がコミュニケーションやビジネスを
教える仕事をすることになるなんて。
人生って面白いですよね。
今日は初対面でも信頼関係が築ける
誰でもできる簡単なコツを伝えようかなと。
よく聞く「ラポール」ってなんのこと?
一般的には「信頼関係」のこと
「ラポール」という言葉を知ってますか?
ビジネスやコミュニケーションの場面では、
「信頼関係」と訳されることが多いです。
信頼関係は築かれるもの
よく信頼関係を築くとか、ラポールを築く
そんな言葉を耳にすることが多い。
相手を信頼するのはもちろん大事ですが、
それだけだとただの一方通行にすぎない。
重要なのは相手から信頼されるということ
つまり、ラポールが築かれているということは
相手から信頼されているという状態のことを指す。
でも、「信頼しろ!」と言って
信頼されるわけじゃないですよね。
信頼っていうのは自然とされるものであるべき。
まずはこれから紹介する3つのことが
自然とできるようになれば
相手から自然と信頼を得られるようになるよ。
①相手を「褒める」
褒めるに秘められていること
褒めるっていうのは、
「相手の良いところを認めている」
ということを、伝えるってことなんだ。
褒めるという行為には
自己肯定感を高めるという効果があるんだ。
自己肯定感っていうのはわかりやすく言うと
「自分は大切な存在だ」
と感じる心の感覚のことのことを言うんだ。
褒めるのが苦手という人へ
日本人は褒めるのが苦手だと言われているんだ。
その理由として一番大きなものは、
自分自身が褒められてきた経験が少ないから。
自分が褒められた経験がないから、
どこを褒めたらいいかわからないっていう人が
多いような気がしてるんだ。
どんなところを褒めればいいの?
これについては正解はないんだよね。
相手と話したり、相手を見たときに
本当に素敵だなと思ったことを伝えてあげればいい。
初対面の人であれば、
わかりやすいところでいえば外見かな。
洋服とか、時計とか、アクセサリーなどなど。
部下とか後輩とかであれば
前と比べてよくなったところとかね。
褒められると嬉しい!
その場合であれば能力について褒めるんじゃなくて
行動に注目して褒めると良い。
もっと具体的に知りたいと思った本を読むのも1つ。
この2冊の本とかはオススメです。
②相手に「共感」を示す
「共感」ってなんだろう?
そもそも共感ってどういうこと?と思う人も
いると思うんだよね。
よく聞く言葉ではあるんだけどね。
【共感】
他人の意見や感情などにその通りだと感じること。
また、その気持ち。
辞書的な意味では上記のようになるんだ。
ただ、もっとシンプルにわかりやすく言えば
相手の意見を否定せず受け入れるということ。
この相手の意見を否定せずに受け入れるって
意外とできてない人が多いんだよね。
どうして素直にできないのか?
相手のことを素直に受け入れられない1つは、
自分の意見が正しい!と思う気持ちがあるから。
そういう人の口癖をよく聞いているとわかるけど
「いや」、「でも」、「だって」
と、頭から相手を否定する言葉を使ってる。
もし自分がそうなっていると気づいたなら、
その瞬間からやめた方がいいよ。
人は否定されると
この人には何を言っても通じないな、
ダメだなと、心を閉ざされてしまうからね。
みんな違ってみんないい
似ている言葉で「同感」というのがあるんだけど、
これは「あなたと同じ意見」ということ。
つまり、相手と価値観や考えが一緒ということ。
とはいえ、人はみんなそれぞれが
いろんな考えや価値観を持っているもの。
相手から信頼をしてもらおうと思ったら、
自分と違う意見を持っている人の考えも感情も
しっかりと受け入れてあげることが大切。
③「共通点」を探す
共通点は3つあると・・
共通している部分が3つあれば、
心の距離はかなり近くなるんだよね。
これは心当たりある人も多いんじゃないかな。
例えば、たまたまバイト先の同僚が
同じ出身高校の後輩で今の家の近くに住んでる、
ということとかね。
精神的共通点
精神的な共通点というのは心の距離のこと。
同じ感覚をもっていたり、
映画の同じ場面で感動したり、
同じ旅行先の景色を見て感動したり。
趣味や嗜好、物事に対する価値観だったりと、
感情の部分に焦点を当てた共通部分のことだね。
この感覚的な部分が近いと親密度もかなり上がる。
物理的共通点
これはすごくシンプルに物理的な距離感のこと。
近くに住んでいるとか、
学校の席が隣だったりとか、
行きつけのお店で頻繁によく会うとか。
精神的にも物理的にも近いほうがより強くなる
精神的な距離に物理的な距離。
結論から言ってしまえば、両方とも近いほうがもちろん良い。
近ければ近いほど似てくるとも言うしね。
どちらか一方に偏るのではなくて、
両方の掛け算によって親密度は
ぐっとアップして行くんだ。
同じ映画を見て感動してくれた人が、
なんとご近所さんだったってことがわかった時には
それこそ運命を感じるかもしれないね。
まとめ
今回紹介したのは
「褒める」、「共感」、「共通点」の3つ。
これがしっかりとできるようになれば、
自然と信頼関係が築けるんだ。
信頼される人になると言ったほうがいいかな。
裏を返せば、
「褒めない」、「受け入れない」、「全部違う」
そんな人のことなんて信頼できないよね。
まずは日々の生活に取り入れてみてほしいかな。
仕事で必要な「本当のコミュニケーション能力」はどう身につければいいのか?
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この本はコミュニケーションをするうえでも
何度も読んだ本なのでオススメ。
基本は日常のコミュニケーションの延長にあるもの。
日々のコミュニケーションの中で
是非活かしてみてください。