これで『東京国立博物館』のお話はラストとなりますので、退屈でしょうけど、もう少々お付き合いいただけると嬉しく思います!!!
で、夕暮れの中向かった先は「平成館」。ここは特別展の会場にもなっておりますが、常設では日本から出土した大昔の遺産が数多く展示されております。
その出土品がこのように、一斉に陳列されている様は圧巻以外の何ものでもありません!!!
埴輪の馬の精巧な造りにも驚かされますね(笑)!!!
さらには舟の埴輪。この当時にこのような舟があったことにもビックリ!!!
そして、いろいろな材料で作られた勾玉も、見ていると欲しくなってきます(笑)!!!
大きな埴輪も魅力的、でもさすがに家で飾っておくには、大き過ぎですよね(汗)。
遮光器土偶の実物が見られるのも嬉しいですね!!! 本当に宇宙人みたい……この土偶のミニチュアを、実は何体かコレクションしております(笑)!!!
それはさておき、弥生時代にこのような銅鐸を作る技術があったとは……。
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取り急ぎ、ひと通り「平成館」の常設を観たら、次に向かうは「法隆寺宝物館」。あっ……もう外は、完全に夜の帳に覆われてしまいましたね(汗)!!!
何だか、ここも観覧客が少ないような気配……。
っていうか、本当に誰もいらっしゃいませんでした(大汗)!!!
その静寂の中に佇む菩薩様の数々……この空間に立ち入ると、自然と厳かな気持ちになります。
それぞれの像のご尊顔は、みな特徴が異なり、一体一体見て回ると、時が経つのを完全に忘れてしまうほどの魅力がありますね!!!
こちらは、摩耶夫人及び天人像という作品で、「総合文化展」の切符にも写真が印刷されておりますが、それほど大きな像ではないのですね。
うっ……菩薩様を撮ろうと思ったら、まさかのピンボケ(泣)!!!
その奥の空間には、伎楽面の数々がズラリと横並びで陳列されておりますが、さすがに夜の誰もいない状況だと、少々背筋にヒヤリとしたものを感じます(汗)!!!
何だか、今にもヒソヒソと話しをしている声が、聞こえてきそうで……。
なので、急いで二階のフロアの展示物を観にいくも、さすがにこの広いフロアに僕独りは寂しいものがありますので、そろそろ退散することにいたしました。
……結局、『東京国立博物館』をあとにしたのは午後八時、かなりヘトヘトになりながら、宵闇の『上野恩賜公園』を抜けて、仕事場へと戻ることにしました(汗)。
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「総合文化展」の入場料六百二十円で、ここ日本やアジア各国の多数の国宝や遺産が観覧できるのはとっても魅力的。ぜひみなさまもゴールデンウィークなどの機会に、早めのお時間から足を運ばれてみては如何でしょうか。でも、僕みたいに四時間もノンストップで観て回ると疲れますので、休憩をとりながらゆっくりと観覧されてくださいね(笑)!!!