人が乗れる変形ロボ「J-deite RIDE」(ジェイダイト・ライド)の試作機が公開された。全長4メートルで、2足歩行で移動可能できる人型(ロボットモード)と、車輪で移動する車型(ビークルモード)に変形可能。「機動戦士ガンダム」などで知られるメカデザイナーの大河原邦男氏がデザインに協力している。
ソフトバンクグループのロボット企業・アスラテックと三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSと、3社が参加するジェイダイト・ライドが開発したロボット。最大2人まで搭乗でき、運転席で操作したり、無線で遠隔操作できる。
変形機構などハード設計・開発はBRAVE ROBOTICSが手掛け、変形の動きや2足歩行、車輪走行などロボットの動作はアスラテックのロボット制御システム「V-Sido」(ブシドー)で実現した。
三精テクノロジーズは、J-deite RIDEの開発で培ったロボット変形技術を活用し、「変形するゴーカート」や「園内パレードでの変形デモンストレーション」など、アミューズメントパーク向けに変形ロボット型遊戯機械の事業化に向けた開発を進める。
J-deite RIDEは、「ツインリンクもてぎ」(栃木県茂木町)で5月5日に一般公開するほか、11月に米国フロリダ州で開催されるアトラクション関連トレードショー「IAAPA Attractions Expo 2018」などに出展する予定だ。
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