4月である。
子どもが一人、中学生になったら生活パターンが色々変わって、子どもはもちろん私自身が順応に苦労している。
部活の朝練があるので6時には家を出る息子のために、毎朝5時起きで朝食を作る生活。たけのこの様な勢いで伸びる育ち盛り、むろん朝からしっかり食べる。
納豆ごはんにお味噌汁、卵焼きにウインナーに焼き鮭、かぼちゃの煮物、きゅうりとキャベツの浅漬け。
全部手作り…と言いたいところだが、煮物は真空パック、納豆はむろん出来合いである。ありがとうセブン&アイホールディングス、ありがとうおかめ。
おかめ納豆があれば私、生きていける気がするの。
それにしても中学生の生活は慌ただしい。
朝練、授業、部活の後は山盛りの宿題。
入学式で、中学生になったら平日にゲームやインターネットで遊ぶ時間は無いと覚悟してください、という話があったがまさに、である。
まだ4月だと言うのに部活の新人戦、陸上の地区大会、初めての英検と予定がぎゅうぎゅう詰めの息子、全て本人の選択ではあるけど大丈夫か…!とこちらが心配になってくる。
荷物もクッソ重い。
教科書をギッシリ詰めた学校指定のリュックを背負い、制服フルセット(朝練の時はジャージ登校OKだが始業前に着替えなくてはいけない)、柔道着一式の詰まった登山リュックを自転車の前かごに突っ込んで起伏の激しい峠を毎日越えている。
せめて電動機付き自転車を…と思ったら息子に『ダサい』と言われた。
万能の利器にダサいってなんだ。
そして購入したのはごくごく普通のママチャリ。
中学生のダサいはよく分からん。
『みんなと同じ』が大切な年頃なんだろうなぁ、と言う通りにしたけれど。
それでも子どもの順応力は凄い。
こんな装備で大丈夫か…と心配する親を置き去りに、日々山道を越えてごはんをたくさん食べて、身長も体重も一か月単位でどんどん増えていく。
大人がこれだけスケジュールを詰め込まれたらパンクしそうな気がするけど。
思い返せば私の中学時代も週末まで部活がギッシリで、自由時間はほぼ無かったなぁ、なんて昔を懐かしんでいる。
さてさて、そんな訳で息子の順応は今のところ大丈夫らしいけど(それでも燃え尽きが怖いのでGWには休息を取らせねば、とは思ってます)問題はアラフォーの私!
毎日5時起き、朝ごはんをガッツリ作り、日によっては弁当や晩ごはんまで作ってから出勤する暮らしに未だ慣れません。朝だけでチカラ尽きてますがなにか…。
だから今日は私の心がここにあらずだよ、というお話でございました。
早く本を読んで感想を書ける、普通の暮らしに戻りたいものです。
最近は本を開けば即寝落ちです。
ギブミー体力、ギブミー睡眠!