【番組制作】
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4K信号をHD-SDI回線1本で伝送可能に!
4K低遅延・低劣化コーデック
- 概要
- 4K信号は約12Gbpsと膨大なデータ量であり、伝送にはH.265コーデックを使用してTS信号に圧縮し、TS回線で伝送することが一般的です。現在、中継現場やNHK放送局間の伝送では臨時のTS回線を使用していますが、費用面やリードタイムの問題もあり、迅速なシステム構築が困難でした。
そこで約12Gbpsの4K信号を1/8に圧縮し、HD-SDI信号(約1.5Gbps)として出力するコーデックを開発しました。
圧縮方式にはTICOを採用し、低遅延かつ低劣化での圧縮を実現しています。
本装置を使用することにより、NHK放送局間を結ぶNTTテレビ回線や一般的なHD-SDI非圧縮回線サービスなど、普段2K伝送で使用している回線をそのまま利用することができ、4K伝送が容易なものとなります。 - 特長
- ・4K信号(12Gbps)をHD-SDI信号(1.5Gbps)に圧縮
・圧縮方式にTICOを採用し、低遅延・低劣化を実現
共同開発:(株)ヴィレッジアイランド