TOKIO山口達也の強制わいせつでまたマスコミの忖度! 先週書類送検もNHK沈黙、今朝の日テレ『ZIP!』にも出演

TOKIO山口達也の強制わいせつでまたマスコミの忖度! 先週書類送検もNHK沈黙、今朝の日テレ『ZIP!』にも出演の画像1
『ZIP!』に出演する山口達也

 驚くようなニュースが飛び込んできた。すでに各所で大きく報じられている通り、TOKIOの山口達也が自宅マンションで女子高生に無理やりキスしたなどとして、強制わいせつの疑いで書類送検されたのだ。報道によれば、山口は事情聴取に対して当初は否認していたというが現在は事実関係を大筋で認めているという。報道を受け、ジャニーズ事務所も「お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させていただきました」とコメントを発表した。

 報道を受けてネットでは、またぞろ、「ハニートラップ」などと女子高生を非難するような言説が飛び交っているが、現在報じられている内容を見れば、それはあり得ないことだ。事件があったのは今年2月のことで、女子高生が友人と2人で山口宅を訪れ、酔った山口から無理やりキスをされたため驚いて、友人と2人で山口の部屋から帰ったとされている。また、山口と女子高生が知り合ったのはNHK・Eテレの『Rの法則』だったと報じられている。

『Rの法則』は山口が司会を務める、中高生ら十代を対象にした情報バラエティで、中学生から大学生の十代の出演者たちがレギュラーを務めている。その番組を通じて知り合ったのなら、相手の女性が高校生・未成年と知らなかった可能性は限りなく低いし、友人と2人で訪れていたのであればまさかわいせつ行為にいたるなど被害女性は想像もしていなかっただろう。しかも女子高生が『Rの法則』関係者だとするなら、山口は番組MCも務める芸能界の大先輩で、パワハラ的な要素もあったと考えなくてはならない。示談が成立し、すでに被害届けは取り下げられたとの報道もあるが、芸能界のパワーバランスのなかで、被害者に不当な圧力が加えられることがないよう注視が必要だろう。

 それにしても、相変わらず情けないのはメディアの対応だろう。山口のことを例によって「山口メンバー」なる珍妙な呼称で呼び、「爽やか」だの「やさしい」だのとその人柄をほめる始末だった。しかも事件が起きたのは2月で、書類送検も先週のことだ。しかし、この間メディアが報じることはなく、山口は事件のあった2月以降も、今朝の『ZIP!』(日テレ)まで、何食わぬ顔でテレビに出演し続けていた。とくに事件のきっかけとなったNHKはかなり早い段階から事件を把握していたはずで、おそらく被害者側との和解を待って、NHKが第一報を報じるという段取りがジャニーズ事務所との間でできていたのだろう。

 しかし、それでも今回は各メディアで事件が報じられているだけ、マシかもしれない。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

TOKIO山口達也の強制わいせつでまたマスコミの忖度! 先週書類送検もNHK沈黙、今朝の日テレ『ZIP!』にも出演のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ZIP!ジャニーズ山口達也日本テレビ松本潤編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 山口達也の強制わいせつでマスコミの忖度!
2 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
3 辺野古警備代7億円水増し請求の裏
4 昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
5 宮崎駿が『永遠の0』を酷評
6 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
7 ジャニーズタブーで犯罪もみ消し
8 「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
9 羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
10 下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
11 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
12 財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
13 原発広告に文化人や芸能人が
14 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
15 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
16 AKB48「Teacher Teacher」に批判の声 
17 たけし独立に沈黙の文春に林真理子が「忖度か」
18 葵つかさが「松潤とは終わった」と
19 柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
20 首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
1林芳正文科相に関する記事の削除とお詫び
2セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
3羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
4安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
5村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
6柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
7下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
8「安倍はやめろ」抗議デモが国会前を埋め尽くした
9加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
10財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
11「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
12 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
13財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
14昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
15長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
16柳家小三治「総理いつまでやってんだ」
17田崎史郎が「僕“でさえ”会ってると思う」
18上念司もケントと同様、加計の客員教授
19セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
20高畑勲監督が「日本の侵略戦争」を問うた幻の映画企画