九大院生、図書館の本盗んだ疑いで逮捕 福岡県警 裁断スキャン、電子書籍化か

 福岡西署は25日、九州大伊都キャンパス(福岡市西区)の図書館で蔵書を盗んだとして、窃盗の疑いで福岡県糸島市の同大大学院生の男(24)を逮捕した。同大のキャンパス内では大量に捨てられた蔵書が見つかっており、署は関連を調べる。

 逮捕容疑は2014年4月~18年2月、伊都キャンパスの図書館で、貸し出し用の本2冊(時価約3千円相当)を盗んだ疑い。

 同大は蔵書が盗まれたとして今月24日に被害届を出しており、大学院生が在籍する学府に関連する専門書があったことから署が任意で事情を聴いたところ、盗んだことを認めたという。

 同大では3月26日、キャンパス内のごみ捨て場に図書館の蔵書78冊が捨てられているのが見つかった。うち36冊は裁断されており、同大は盗んだ本をばらばらにしてスキャンし、電子書籍化した可能性があるとみて調査していた。

 九州大の久保千春学長は「このような事件の発生は大変遺憾であり、深くおわびする。詳細を把握の上、厳正に対処する。学生への倫理教育を一層徹底する」とのコメントを発表した。

=2018/04/25付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞のイチオシ [PR]

西日本新聞のイチオシ [PR]