陸前高田でBRT専用道1・7キロ延伸へ JR大船渡線
2018.04.26
JR盛岡支社は、震災前に大船渡線の線路が敷かれていた陸前高田市矢作町の約1・7キロ区間を大船渡線バス高速輸送システム(BRT)の専用道にする。BRTの陸前矢作駅を震災前の同駅付近に移設する作業も行い、2018年度中の完成を目指す。
専用道は同市矢作町の越戸内(おっとうち)から矢作町打越(うちこし)までの約1・7キロ。現在は国道343号に設置している同駅を専用道延伸先に移し、待合室やトイレも設置する。工事は5月7日以降に始める。
大船渡線BRT専用道は現在約16・2キロで総延長の37%。今回の矢作町区間や、同市米崎町などで現在工事中の0・9キロが完成すると専用道は計18・8キロとなり総延長の43%となる。