技術書典4に遊びにいってきました。

イベント概要

  • 2018-04-22 日曜 一般入場11:00-17:00
  • 場所 秋葉原UDX
  • 参加者数5880名、サークル入場者500名、合計6380名 ざっと前回の2倍

ゆるふわ参加

twitterで #技術書典 タグをチェックして、「うげ、一般待機列すごいな」

11:00入場なのに08:32にこのtweetですよ。機先を制して新刊コンプリートを目指すのは早々にあきらめました。

  1. 昼過ぎて、整理券番号と入場可能番号の差がだいぶ小さくなってから出立。
  2. 4700番台の整理券をもらってから、UDXの3Fで遅いランチ(少しビールも入れた)。
  3. 入口に戻ると5300番台まで入場可能になっていて、入場後しばらくしたら、全番号に開放されました。
  4. 入口近くの壁サークルに弊社が陣取っていたので簡単に会釈だけして、お目当てのサークルへ。
  5. 無事新刊入手して、もう二回りくらい。
  6. 表紙買いも1冊加えて離脱。
  7. 熱気にやられたのと、18:00のクリーニング受取時間まで暇を潰さないといけなかったので、線路向こうのPUB「HUB」で昼のみ。

なんだ、早朝待機しなくても買えちゃったよ。
(サークルの1つがそれほど人気なく、1つはサークル主が事前予測精度を上げて十分な在庫にしてくれたからです。たまたまです。)

運営の予想を超える来場者数になって、印刷整理券が足りなくなって、カラーコピー+手書き番号、モノクロコピー+手書き番号の整理券まで出たそうで。
午後遅くなってもUDXの会場にびっしりの人でした。
TLにも会場ポスターにもいくつも名言がありましたが、「情報を買いに来てるんじゃない。 情熱を買いに来てるんだ。 そこはまだITが解決できてない」が響いた。

せとあずさんから技術同人誌を学ぶ

サークル配置も事前にチェックしてゲットしたせとあずさんの「Mackerelではじめるお手軽サーバー監視」について語ります。

ISDN

え? ISBNまで取得してるの! と驚いたけどよくよくみるとISDN278-... なにこれ?

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国際標準同人誌番号

いわば、ISBN (国際標準図書番号) のパロディ、同人作品のための ISBN です。
2018年4月23日現在、404サークル1720作品にISDNが発行されています。

見事にやられた。ちゃんと外形情報もとれます。
https://isdn.jp/2784495802056

外形

  • B5判
  • 72ページ
  • 1000 円
  • 表紙フルカラー艶あり
  • 印刷製本 日光企画

電子書籍としての凡事徹底

  • URL・コード参照・図参照・脚注がJumpできる
  • コード例が、PDFからCopy&Pasteして、ちゃんと実行可能コードになる

ストレスが無い。ありがたい。

電子版ダウンロード

対面電書のサービスを使っておられる

シリアルコードで認証します。ダウンロードだけなら会員登録は不要です。
作品情報・シリアルコードの入った印刷用カードもかんたんに作れます。

各冊に上記カードが差し込まれていました。

継続的アウトプット

技術書典2(2017-04), 超技術書典(2017-05), C92(2017夏コミ), 技術書典3(2017-10), 技術書典4(2018-04) に参加し今回のがvol.5。
vol.1で750KBだった PDFサイズが 15MBへ。

ここまでやると商業出版社もほうっておかない。おめでとうございます。

せとあずさんからMackerelを学ぶ

72pの尺でdownload-installから始まる本にどれだけ学べるか。意外にあるものです。

知識

  • 「推測するな、計測せよ」の元ネタ
  • Mackerelの名前がサーバー=鯖の俗称由来であることのソース(どこかにはあると思っていた)
  • CentOS7 だとログ閲覧コマンドが sudo journalctl -u mackerel-agent.service
  • CentOS6.6 でも MemAvailable を取る設定がある
  • mackerel-agent.confの書式は TOML っていうんだ

思想

  • 「Warning」と「Critical」の閾値を同じにする
  • 監視に求められる要件として、アラートに対してアクションが可能である
  • 「Critlcal」のアラートのみ通知を送信する「Critical only」という設定もある
  • バッチ処理のロギングと監視
  • シェルスクリプトを基調としたバッチ処理において、OS が提供する枠組みの中で運用に必要な仕組みを作り込み、Mackerel での監視に組み込む

とくにバッチ処理のところは、自分の担当サービスに足りてないと感じました。
他所様のシェルスクリプト、やはり参考になります。勉強になります。