問題だらけの「児童ポルノ禁止法改正案」
2013年06月04日 11時00分
実在する人間の裸でも意見が割れている。2009年に改正案が議論されたとき、宮沢りえ(40)が18歳当時に撮影されたヘアヌード写真集「サンタフェ」が児童ポルノに当たるかどうかが、国会で議論された。法案提出者の自民党議員は「なり得る」との発言をして問題になったのだが…。
「(今年4月に)高市氏がみんなの党の政調会議に説明に来られた際、『サンタフェは芸術性が高いからOK』と言っていてビックリした。そもそも芸術性なんて法案に書いてない。何をもって芸術性が高いのか分からないし、興奮したらそれまでと法案にはある。ばかばかしい」(同)
女優の写真集について判断が不明確なのに、ましてマンガやアニメについて線引きは困難を極めるだろう。そもそもこの法律の目的は何なのか。
「児童ポルノの被害者が出ないようにするとか、傷ついた児童を救いたいとか、すでに(写真など)撮られたとしても流通しないようにするとかの目的は分かります。しかし、なぜマンガに飛び火するのか分からない。むしろマンガ規制が狙いなのではないか」(同)
日本のアニメは世界中から絶賛される優良コンテンツも多いだけに、表現規制に利用されている点が大問題といえそうだ。
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