米、自身のヌード画像を友達に送った小学生が逮捕される
親に求められる子のデジタル教育。
4月18日水曜日、アメリカはルイジアナ州にて、小学生2人が児童ポルノを配布したとして逮捕される事件がありました。これは一体…。
地元警察の発表によれば、逮捕された小学生は男女1人ずつ。彼らの年齢は明かされていないものの、この小学校に通うのは4歳から11歳の児童。男子生徒が女子生徒のヌード画像を持っていることに学校側が気づき、通報するにいたりました。このヌード画像、実は女子生徒本人が、自身のヌードを撮影し、Snapchatを介して男子生徒に送ったもの。男子生徒はこの画像のスクリーンショットをとり、他の生徒へ拡散してしまいました。逮捕された児童2人は、すでに親のもとに釈放済です。
「ほとんどの子どもはわかっていませんが、自身のヌード画像を送るのは犯罪にあたります」。地元警察は事件発表文にて、ヌード画像を撮影、配布することがいかに長期的に大きな問題になるのか、親は子どもと、その事の深刻さを話し合う必要があるとコメント。子どもの間で自身のヌード写真を送ってしまうのは、実は、よくあることだそうで、本人たちはまったく事の深刻さがわかっていないのです。今回のケースでは、男子生徒が画像を拡散するにあたり、女子生徒の同意があったかどうかは不明です。もし同意なく、また報復目的であった場合、リベンジポルノに当たる可能性もあります。
地元のニュース取材にて、警察は保護者に呼びかけています。「子どもがソーシャルメディアで何をしているのか、認識しておくべき」、「子どものスマートフォンをチェックし、どういうアプリを使っているのか、何をしているのかを把握してください」。
最近の子はませてるなぁ、ではすみません。下手すれば一生の問題、一生の傷になることですよ。
Image: dennizn / Shutterstock.com
Source: WVUE-TV
Melanie Ehrenkranz - Gizmodo US[原文]
(そうこ)