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おかしな転生 作者:古流 望

第20章 片思いにはラズベリーを

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180話 姉のドレスは

 新緑の季節。青下月に入り、いよいよ春本番といった暖かさを迎えるモルテールン領ザースデン。
 日頃から忙しい街であるが、今はそれに輪をかけて忙しくなる事態が進行していた。祝い事だ。常から祝い事の多い街にあっても、一等目出度い話が一つ。

 「ふむ、中々よい出来ですね」
 「ありがとうございます」

 モルテールン領の領主代行の目の前には、一着のドレスがあった。勿論女物。他に無い立体縫製の技術が使われている為、胴体だけのマネキンのようなものに飾られているそれは、彼の姉の為に用意されたもの。

 モルテールン領のドレスは他のドレスと一線を画すという評判と共に、ザースデンの服飾ギルドはチラホラと他の貴族から注文が舞い込むようになった。
 その元凶、もとい原因は、ペイスが画策して社交の場にドレスを持ち込んだことにある。

 特定の職人のみが貴族のお抱えになり、その親方衆を中心にピラミッド構造を作り、既得権として職人の数を制限する、というような他領と違い、モルテールン領では組合(ギルド)にこそ一定の権益がある物の、加入も脱退も自由という制度になっている。
 ギルドに入ることで、腕に覚えがあれば誰でもモルテールン家の仕事を請け負うことが出来るし、忙しければ職人同士が横の連携をとるようになる。また、職人個人ではなくギルド内という枠組みで技術の蓄積滞留と交流が起こり、ギルドそのものが職人の技術を向上させる切磋琢磨の場となっている。
 今、ペイストリーの前に居る三人の職人も、その恩恵に浴する者たちで、モルテールン領に誘われて越してきて以来、お互いに技術を教え合って服を作るようになった。親方、と呼ばれるほど一端の職人が、他人様に頭を下げてものを習うというのだ。モルテールン領以外では絶対に見られない光景なのだが、だからこそ他にはないオリジナリティに溢れたモノが出来る。
 今回発注を受けたドレスも、その一つというわけである。

 「裾の模様は植物ですか。何の花ですか?」
 「季節のものということで、キイチゴをモチーフにしてみました。モルテールン家らしい飾りをとのことでしたので、御領内での特産をと」
 「ほう、誰かから聞いたのですか?」
 「街の古老に。ベリーは昔から採れていたと。また、花の色は白ですので、ドレスの生地に合います」

 モルテールン領は、半乾燥地帯。山脈に囲まれている地勢的な制約で、雨が少ない。故に、昔はまともに育てられる作物も無かったが、井戸の周りでベリーの類だけは育てられていた。栄養学などは知らずとも、貴重なビタミン源として村の生命線でもあったのだ。
 本村に昔から住んでいる人間ならば、モルテールンの花と聞けば、確かにベリーを挙げるかもしれない。

 「なるほど……どうですか、姉様。僕はとてもいい出来だと思いますが」

 ペイスは、自らの姉であるジョゼフィーネに、出来上がったドレスの感想を聞く。職人たちにとって、緊張の時間だ。
 依頼主は目の前にいる少年であるが、誰のためのドレスかなどは注文されるまでもなく分かり切っていたのだ。ここで当人の満足を得られなければ、職人達も面目を潰すことになる。彼らにとって、最後にして最大の難関というわけだ。

 「ふふん、良い感じよ。着てみていいかしら」
 「勿論です。誰か、手伝いを付けましょう」

 しばらくの間、真正面から眺めてみたり、斜めから眺めてみたり、後ろから見てみたり、生地を触って感触を確かめてみたりと、ドレスをチェックしていたジョゼ。
 満足のいくものであったと、ご機嫌になる。
 職人たちは、一仕事が終わったことに安堵の表情を浮かべた。

 一度着替えてみるわねと、ジョゼが侍女の女性と共に、ドレスを持って退室する。
 モルテールン領が貧しかった時分は、老人の雇用先を確保するという意味があって、村の年よりを侍女として雇っていたのだが、流石に最近は手が足りなくなってきた。そこで最近二名ほど若い女性を雇い入れており、こういう時には非常に助かる。
 尚、若いと言っても相対的な話であり、今までは孫の、下手をすればひ孫の居るような年齢の女性しかいなかったのが、まだ子供も小さいような年齢の女性でも働きに来てくれるようになった、というだけのことである。
 若い独身女性を侍女に、と他貴族などから推薦されることもあるのだが、そういう女性は大抵が碌でもない紐付きであることが多く、機密が腐るほどあるモルテールン家では雇えないと断るしかない。
 また、仮にそのような年齢層の女性を雇うにしても、ペイスが王都詰めを命じてしまうというお家の事情があった。恐妻家でなく愛妻家である、とは、モルテールンの男の共通する言い分である。

 「今回も、急がせてしまいましたか?」
 「いえ、そのようなことは」
 「無理を言って迷惑を掛けてしまいましたね。御礼は弾みますので、期待してもらって良いですよ」
 「ありがとうございます」

 親方たちも、何度も顔を合わせるうちに、ペイスとも多少は気楽に会話できるようになっている。会うだけで緊張して碌に喋れもしなかったことを思えば、コミュニケーションは美味くいっている方だろう。

 しかし、まだまだ肩の力が抜けるほどでもない。
 何せ、貴族の機嫌をうっかり損ねれば、そのまま犯罪者として捕まえられてしまうようなこともある、という他領の常識に染まってきた者たちからしてみれば、幾ら子供といえども緊張しないわけにはいかないのだ。上への態度が緩くても許されるモルテールンの家風は、神王国の中では異端。馴染むのには時間が要るだろう。

 尚モルテールン領では、司法制度も一応は用意されており、幾ら領主と言えども捕縛即有罪、などという真似は出来ないようになっている。しかしながら、長い年月を他領で過ごした者に、今までの常識を捨てろというのも難しい話だ。世の中には、何もしてない相手を捕まえて、自分の機嫌を損ねた、などと言い出して罰するようなとんでもない輩がいたりするのだ。そして、悲しいことに貴族にはそういう横暴な者の方が多い。

 「そういえば、この間はタピア男爵夫人の衣装を作るよう発注されてましたよね?」
 「ええ」
 「どんな感じですか?」

 ペイスの質問に、きょとんとする職人達。質問の内容があやふやすぎて、どう答えてよいか分からない。

 「どんな、とおっしゃいますと?」

 質問に、質問で返す。人が変われば機嫌を損ねそうなやり取りだが、ペイスはそんなことを気にするほど小さな人間ではない。
 自分の質問の意図を、かみ砕いて説明し始めた。

 「発注に際し、実際に着る人間にモルテールン領まで来てもらうことに難色を示されなかったか。服飾技術の秘匿は問題なかったか。金銭面や条件面で、無理な条件を強要されなかったか、などです。総じて、何か問題は無かったかと気にしています。どうですか?」
 「ああ」

 ペイスの話を聞き、ようやく親方たちも何が聞きたかったのか理解した。
 彼らはモルテールンの庇護を受ける身。ある程度の条件と引き換えに、理不尽から守ってもらえるのだ。その権利を行使するのに、遠慮していないか、と聞いているわけだ。

 神王国では、貴族とは特権階級である。領地貴族などは、領民を裁く権利を持つがゆえに、傲慢になる者も居る。宮廷貴族とて、平民に対してはかなり高圧的になる者も多いのだ。
 モルテールンの服飾ギルドでは、注文時には身分を問わず店に足を運ばせる。平民が貴族を呼びつけることに嫌悪感を覚えるものも多く、モルテールン領に来なければ服を作らないという姿勢は、一部では間違いなく反感を買っていた。
 話に出てきたタピア男爵夫人は、ペイスの父であるカセロール=ミル=モルテールン男爵の紹介。王都に詰めている父親の部下がタピア男爵家の人間であり、その縁でモルテールン領まで【瞬間移動】出来たからこそ不満が少なかったのだ。普通ならば、何日も馬車で移動して注文しなければならない。誰がそこまでして服の一着に拘るだろうか。貴族なら、職人の方を自分たちの方に呼びつける。それが神王国の常識というもの。

 何故、反感を買ってまで貴族を呼びつけるのか、といえば技術の秘匿の為である。
 立体縫製、特殊ボタン、ファスナーの技術、特定の生地の作り方や染め方、服の作成手順などなど、モルテールン領の服飾組合は最新技術の塊。幾つもの領地から、職人を引っこ抜き、それぞれの技術を混合したことで産まれたこれらの技術。
 ペイスが他領からモルテールンに技術を持ってこれたように、モルテールンで産まれた技術が盗まれる危険性は、常に存在していた。特許権も商標権も無い社会。一度流出してしまえば、単なる取られ損。技術流出への警戒は、過剰なほど神経質なのがモルテールン家である。

 そして、そこまで過剰に守られた技術で産まれた商品。勿論、悪いはずもない。
 良いものであればあるほど、人間の欲望を刺激する。もっと安く出来ないか、二着目以降なら安くできるだろう、などとディスカウントを要求するならまだマシ。もっと作れと言われることはザラ。順番待ちがあると言えば、順番抜かしをごり押ししてくる者も珍しくない。
 中には、体形が全く違う人間に同じ服を用立てろ、などという無茶を言われたりもする。大きい服を小さい人間が着ることは何とかできても、逆は物理的に不可能だ。

 貴族の要求を断れるのか。普通ならば平民には難しいのだが、そこはモルテールン家の庇護を受ける身。何がしかのトラブルが起きたなら、モルテールンが出てきて睨みを利かせることになるわけだ。カセロール辺りが睨みながら「何か文句があるか」といえば、無茶を言っていた人間ならば大抵黙り込む。

 これからもモルテールン領を豊かにし、好きなだけお菓子作りが出来るようにせねばならない、と考えている菓子狂いのペイスは、その為に必要とあれば職人達を庇護することに躊躇はしない。例えそれが軍閥の有力者であろうと、欠片も遠慮せずに職人を擁護するだろう。軍事行動でさえ、躊躇わず行使する覚悟である。
 などと、ペイスから説明を受けた親方衆。職人というものに何故か理解を示すモルテールン家に対する信頼は増すばかり。彼らも段々と、ペイスの信奉者になりつつあった。

 「ペイス、着替えて来たわよ!!」

 ダンッ、と応接室の扉が勢いよく開かれる。ノックもせずに、しかも職人たちが客としているにもかかわらず、相も変わらずのお転婆。カセロール、そしてペイスの共通の頭痛の種。
 もう少し、御淑やかになってくれないものかと、悩ましい限りである。

 「どう?」

 ジョゼが、その場でくるりと回る。スカートの裾がふわりと広がった。

 「とてもよくお似合いです姉様」

 今回のドレスは、白色を基調とした淡い色のドレス。真っ白では駄目だが、それでいて白が望ましいという、特殊な事情があるのだ。
 故に薄い桃色や、淡い水色といったパステルカラーで統一されており、どことなく少女然とした雰囲気がある。
 特に、腰の後ろに目立つ大きなリボン。特殊な生地を使い、また複層構造により、絶妙なグラデーションを作りつつ透けているという、この世界では目立つこと間違いなしの新技術で出来た逸品。

 「そうでしょう。あたしは美人だから、何を着ても似合うのよね」

 自慢げにそう(のたま)うジョゼ。実際、彼女の容姿は美人と言っても何ら問題ないぐらい整っている。すっきりとした鼻筋、整った眉毛に、パッチリとした目。十代ならではのハリのある肌。瑞々しい唇。赤らんだ頬。全部含めて、間違いなく母親似の美人。さほど化粧をせずとも人の目を惹く美少女。
 問題があるとすれば、それを自分で公言してしまうことだろうか。慎みある淑女とは、どう転がっても言えない態度だ。

 「否定はしませんが、出来ればそういうことは言わない方がいいと思いますよ」
 「事実なんだから良いじゃない」
 「そういうことではないんですが……はあ」

 ペイスは溜息をつく。この姉には、何を言っても押し問答になると分かっているからだ。

 「あのぅ」

 そんな姉弟のやり取りに、一人の職人がおずおずと割り込んで来た。
 本当に、恐る恐ると言った感じで、彼らが如何にジョゼの機嫌を損ねることを恐れているかが伺える。
 一見、常識はずれな言動をしているように見える姉と、常識的で大人びた態度を取り繕っているペイス。職人たちは、ジョゼのほうこそ“我儘な貴族“と評価する。それ故の躊躇い。
 知らないということは幸せなことだ。

 「何でしょう?」
 「お召しになられて、御不快になられる点が無いか、お聞きしたいのですが……」
 「ああ、そうでしたね」

 今回のこの場は、衣装の引き渡し。
 当然、不具合が無いかのチェックも大事なこと。というより、それが本題のはずだ。

 「姉様、何処かキツイ箇所や、苦しい箇所は有りませんか?」
 「そうね、特にない感じだけど」
 「お腹周りとか大丈夫ですか?」
 「ペイス、あんた分かってて言ってんでしょう!! 大丈夫に決まってるでしょう!!」
 「いひゃい、姉ひゃま、頬をつねひゃないでくらひゃい」

 ジョゼは十五歳。神王国の結婚適齢期真っただ中であり、身体の新陳代謝も活発な年ごろ。食べても食べてもお腹が空くような年ごろであり、最近ではペイス製の美味しいお菓子も間食するようになっている。
 ご飯をたらふく食べ、甘いものを遠慮なく間食し、貴族令嬢の常として屋敷からはほとんどでない。いや、正しくは出してもらえない。特に最近は。
 美味しい食事とスイーツに足すことの運動不足。
 これらを結んで産まれる等式の右辺は、腹回りの脂肪分である。
 幸い若いので、ちょっと動けばすぐに解決する問題ではあるのだが、悲しいかな、最近は嫁入り修行の一環でずっと料理作りをしている都合上、中々うまく減らないのだ。
 体形が崩れているというわけでは無く、ちょっとぷにょんとしてきたかな、程度のことではあるが、思春期の乙女には重大事項。
 腹回りが大丈夫かと聞くというのは、それを揶揄(やゆ)してのことではないか。
 ペイスにはその気は一切、もとい少ししかなかったのだが、それを敏感に察するだけの頭の回転の速さが、この場合は災いしたというわけだ。

 姉がペイスを弄り倒して満足するまで、短くない時間が必要だったことは甚だ余談である。

 「それで、この衣装は何時頃使われるのでしょう」
 「すぐに使うことになると思いますよ」

 ペイスが、頬をさすりながら聞かれた問いに答えた。
 そう、今回のドレスを急ぎで作らせたのは、理由があるからだ。

 「なにせ、姉様の婚約披露がありますから」
 「ほう、左様でしたか。おめでとうございます」

 職人たちは、祝いの言葉をジョゼに向けた。
 噂には聞いていたわけだが、こうして実際に聞くと、自分たちが急かされた理由も分かりやすい。

 「姉様も、やっと婚約まで決まりまして」
 「ペイス、やっとってどういう意味よ」
 「そのままの意味です。よく姉様が婚約できたものだと、しみじみ感じていたのです」
 「失礼ね。そんなことを言うのはこの口かしら」
 「だから、すぐにそうやって頬をつねろうとするのは止めてください!!」
 「姉は弟をつねって良いって法律があるのよ」
 「そんなものあるわけないでしょう!!」

 ペイスの、そしてジョゼの楽しそうな会話。
 応接室の壁の向こうで、それを聞いている男が居るとは、誰も気づかなかった。


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