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甲府駅の無料駐輪所を探検!

半年ぶりに小屋に帰ってきた。

いやぁ、ほんとうに疲れてしまった。ツーリング用の自転車で峠越えをするのがこんなに大変だったとは。
4月上旬、重いOJC4に乗って死にものぐるいで小屋に辿り着いた。

もう何ヶ月も快適な実家物置暮らしが続いたため、小屋に戻ってみると、よくこんなに小さな小屋で暮らしていたものだと、自分でも呆れてしまった。
今回なぜ、小屋に戻ってきたのか。
一つは、自転車のトレーニングのため。
もう一つは、小屋から金目の物を持ち帰るため。そして小屋の土地を売りに出す準備もしなくてはならない。

どうしてこの時期に帰って来たかと言うと暖かい日が続いて自転車日和だということもがあるが、おかんや兄貴との生活に疲れてきたというのもある。
昼は実家の台所からくすねた袋麺をガソリンストーブで作って食べ、夜は兄貴が帰ってくる前におかんが用意してくれた晩飯を食べる。
もちろん、私は実家に一円たりとも入れていない。
当然だろう、私はおかんに言いつけられた面倒な仕事をしてやっているんだから。
ところが、最近、兄貴もおかんも私がタダ飯を食べていることに小言を言うようになってきた。私がしてやった仕事に対する感謝の欠片もない。
しばらく私がいなくなって不便を味わえばいい。そんな思いで実家を飛び出した。

自転車で小屋に帰るというのは5ちゃんの連中を見返すための思いつきだが、あまりの大変さにおっさんも疲れ果ててしまった。
昨日は疲れた体を癒すために小屋で一日中ゴロゴロして過ごした。自由な生活をしているといつでも好きな時にゴロゴロできるところがいい。
小屋まで3日かけてやってきたが、早朝や夕方私の自転車の横をイライラをまき散らしながら通り抜けてゆくサラリーマンたちが哀れで仕方ない。
何のためにせかせかと会社と自宅の行き来を繰り返すのか。自分の人生を生きろ、と言ってやりたい。

さぁ、今日は疲れも取れたことだし、ブログのネタ拾いにでも出かけるとするか。
ターゲットは甲府駅の無料駐輪所だ。そして、久しぶりに献血してお菓子を腹一杯食べるのだ。
正直、自転車で甲府駅まで行くのは面倒だが、愛車ジムニーを失った今、おっさんはどこに出かけるのにも自転車しかない。

ジムニーを売ったことは本当に後悔している。そもそもPCTの激流渡渉失敗自演記事で下手にPVアップしてしまったために、二匹目のドジョウを狙ったのが良くなかった。PCTを歩きながら練ったジムニーパンク事件の創作は自分でも惚れ惚れするほどの出来だったはずなのに、5ちゃんの連中の妙な揚げ足取りのせいで辻褄が合わなくなり、パンク発見時刻、警察到着時刻などをこっそり改ざんせざるを得なくなってしまったのだ。しかし、それすら5ちゃんの暇人どもは掘り出し、もうにっちもさっちもいかなくなって、証拠隠滅のためにジムニーを手放すしかなかったのだ。
ちっくしょー、5ちゃんで誹謗中傷を繰り返すお前らを、必ず警察に突き出してやるからな!
今後はブログの日時は適当にごまかして書かなくてはならない。馬鹿正直に正確な日時を書いてしまうと、後々都合が悪くなる。

愚痴はこの辺にして、早速駐輪場探検のようすを書いてゆくこととしよう。

甲府駅の無料駐輪場

駅から近くて便利な一つ目の駐輪場。
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自転車を押して地下の駐輪場に下りてゆくと、管理人のオジサンたちが空いている場所を教えてくれる。今日は日曜日ということもあってほぼ満車状態。案内された残り僅かなスペースに自転車を停めようと思ったが、両脇の自転車にハンドルが当たって停められない。
本当にメンドクサイ自転車だな。どうしてこんな自転車を買ってしまったのか。自転車屋がこんなことを言っているのを聞いたら悲しい思いをするだろうが、勝手に私の写真をブログにアップしやがったからお互い様だ。
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ここには停められないことはわかったが、写真だけは撮っておかないとおまんまの食い上げだ。
ふむふむ、ここに監視カメラがあるのか。パシャパシャ。
そして、あれが管理人室か。パシャパシャ。自転車を固定する金具も撮らなくちゃ。
ブログにきっちり載せるために写真を撮りまくっていたら、管理人室からさきほどのオジサンが出てきた。
「すみませんが、何のために監視カメラの写真を撮っているんですか」
「あ、ブ、ブログに載せるためです」
「ブログ? セキュリティー上、監視カメラや管理人室の写真を撮られるのはちょっとまずいですね・・・」
「あ、いや、こ、ここの駐輪場が安全だと紹介させてもらいたくて・・・あ、怪しい者じゃありません」
いぶかしげな眼差しをおっさんに向けるオジサン。

「お仕事は何されてるんですか?」畳みかけて尋ねるオジサン。
「プ、プロブロガー、いや、た、探検家です」
「タンケンカ?」オジサンはどうも納得いかないようす。
良く見ると管理人室にはもう一人オジサンがいて、こちらに目を向けながら片手に受話器を持って何やら話している。

ヤバイ!おっさんの危険感知センサーがそう告げていた。

「あ、あの、もう帰りますので」おっさんはオジサンにそう告げると、そそくさと帰り支度を始めた。
一体私が何をしたというのだ。こんなことで警察に通報されたら、はいそれまでよ。キャンプ場の騒音事件、パンク事件と何かと警察には目を付けられているに違いない。

壁に立てかけた自転車に念のため掛けておいたチェーンロックを外すのに手間取っている間も、オジサンたちはこちらに目を向け、一人は監視カメラを指さしてヒソヒソ何か話している。早くこの場を離れなくては。

私に優しくしてくれるのは献血ルームのネエチャンだけなのだ。

やっとのことで駐輪場を脱出し、ほっと一息。
あと2箇所駐輪場を巡り、今度は人に見つからないようにこっそり写真を撮ってすぐに脱出。
私は、プロブロガーとして命がけでネタ拾いしているのだ。小銭稼ぎのために雇われている管理人があれやこれや言うなや、ボケ!

ともかく、頭を冷やすために献血ルームへ向かうとしよう。
定期的に献血している理由は、献血ルームにいる看護師のネエチェンは私に優しく接してくれるからだ。
健康診断の代わりということもあるが、それは余録といっていい。
低収入だとキャバクラになんか行けないし、小屋や物置に籠もっているとそもそも若いネエチャンを見る機会さえほとんどないのだ。
たまには、そんなおっさんのご機嫌をとらなければいけない。
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今日も若いネエチャンが優しく出迎えてくれた。ウシシ。
さて、じゃあ腕をとってしっかり針を刺してもらおうか。
自分の順番が回ってきて、てっきりさっきのネエチャンがやってくれるのかと思っていたら、実際に採血するのは年増のオバハンだった。今日はホントについてない。どうしてこんな仕打ちを受けなければならないのだ。

仕方ないので貰ったモナカアイスをやけ食いしながら、帰りのルートを頭に思い浮かべた。
小屋からゴローの登山靴などヤフオクで売れそうなものは全てバッグに詰め込んで下りてきた。
もう小屋に戻る必要などない。不動産屋で土地売却の相談だけして、このまま実家へと向かおう。
今日は行けるところまで行って、道の駅でマルチャンを食べカウボーイキャンプでもすればいいだろう。
私はもう日本中どこでだって野宿ができる。PCTでの経験が確実に生きてきている。それだけでもアメリカまで行った甲斐があったというものだ。

翌日は早朝出発して、一気に南下して一日で実家まで辿り着いてみせる。快適な実家に早く帰りたいというのもある。
今回のツーリング記事をブログにアップすれば、「自転車が2時間で嫌になった」とかほざく5ちゃんのヤツらはもう何も言えないだろう。
どんなもんだい!

おわり。

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by karaage-chan | 2018-04-17 18:22 | おっさんの物語 | Comments(0)