こんにちは。不動産相続アドバイザー鈴木です。
今回は街の発展に深くかかわる新しい交通システムのお話です。
例えば。名古屋駅の周辺が2027年のリニア新幹線の開通に伴い再開発が始まっていますね。
名古屋駅の南側に「グローバルゲート」という中核の複合施設をつくり、ホテル、商業施設、オフィスなどが集積して、年間900万人の来訪を見込んでいます。すごい賑わいになりそうですね。
再開発はどこでも行われていますよね。名古屋の再開発も大学、企業、行政が入り込んで進められています。民間の活力で再開発の主導しているようです。
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LRTで変る宇都宮
宇都宮でもLRTという新しい交通システムができることで、周辺の沿線がかなりの開発が行われてきそうな予感です。
実は私たちのところでもまちづくりに参画しておりまして、現在「一般社団法人県央まちづくり協議会」というまちづくりの団体の事務局をしております。
「一般社団法人県央まちづくり協議会」とは、LRTが開通することでまちづくりに大いに影響がでてくることを考慮し、地元企業、県外企業の民間が集まってより良い街づくりをしていこうという会で、大手企業から地元企業の大小にかかわらず、たくさん企業に入会していただいてます。
企業だけでなく大学も入っていますし、行政も関わってくれています。それでも実際に民間の力がないとまったくまちづくりは進みません。私たちも民間の力が街を変えると思っていまして、同じようなコンセプトで進めています。
前回、富山のLRT体験の記事を書かせていただきましたが、富山市はすでに路面電車とLRT、鉄道、バス、自転車、車などの交通施設が存在してたくさんの人に利用されています。
富山市って車の保有台数は栃木県よりも多いんですよ。知っていましたか?
その富山市でLRTがしっかり地元に根付いていました。たくさんの人が利用されていましたよ。
車社会の宇都宮では使われないだろうと考えてる人も多いようですが、宇都宮でのLRTの利用は間違いなく増えると予想してます。
工場関係者にも利用されますし、さらにまた新たな工場の設置にもつながるかもしれません。人の流入が増えれば済む人も増え、会社や個人からの税収も増えていくわけですから、間違いなく栃木県が発展して行くわけですよ
1985年開通のフランスLRT
2017年11月に宇都宮共和大学で行われたLRTシンポジウムでは、フランス駐日大使ローラン・ピック氏にゲストスピーチしていただきました。
フランスでは1985年にはすでにLRTが開通しており、すでに市民にしっかり根付いているようです。
整備前には「LRTが通ると道が狭くなって交通渋滞が起きるのではないか」との意見もありました。それでも普及したのは以下の三つの理由からです。
- 時間が正確
- 快適
- 環境にやさしい
ということなどがあがっているそうです。
宇都宮でも反対派には交通渋滞の話も出てますが、是非反対派の人たちは現地に行って体験しいただきたいですね。
時間が正確
時間が正確なのはきっとフランスよりも日本の方が間違いなく正確じゃないかと想いますね。
快適
快適は確かに乗り心地がとても良かったですね。これは体感したからわかることですよ。
環境にやさしい
深く追求するとどうかはわかりませんが、普通に車が排ガスを出しながら走っているよりはいいのかもですね。
まとめ
このように交通インフラというものができてくると必ず街の発展がついてくるものです。これから宇都宮を大きな変化を迎えます。かなりの勢いで進んでいきますから、これからが楽しみですよ。
そしてその中枢にいられることがとてもうれしく思います。これからシッカリかかわっていきます。
宇都宮のLRT、間違いなく普及して利用されていくと思っていますから、早く開通してほしいですね。絶対うまく行きますよ!