下村氏「メディアは日本国家つぶす」と発言


巷では「ブーメラン」と呼ぶ、僕の「他人の弱点は自分の弱点」理論だが、これを研ぎ澄ます方法を教えよう。
「理由は?根拠は?」と訊いてみることだ。

人間は悲しいかな、すべて理屈を通して語ることはない。
気分と感情で話してしまう。「ムカつく!」だけで語ってしまうのだ。
根拠が見つけられない。
僕くらい気を付けていてもうっかりしてしまう。

何度となく紹介しているが、そこで「投影」が働く。
理由が見つからないので、思わず自分の深層心理を相手の心理とすり替えてしまうのだ。

ムカついているのはお前で、その理由はお前の我儘だ。
でも自分で解消することができないから、それを相手にぶつけてしまうのだ。

「お前は我儘だ!」と急に言い出すのは、てめぇ自身が我儘な故の不快感を表しているにすぎない。


「ヤマカンはいつも自分が正しいと思っている!」と突然思い出したように言う輩には、「どこが?」と訊けばいいのだ。
必ず言った本人のやましさに繋がっている。

いつも正しいと思いたいのは、他ならぬ言った本人なのだ。
そのストレスを僕にぶつけているだけなのだ。


日常生活でも、突然噛みついてきた相手には、「なんで?」と訊いてあげよう。
すぐに馬脚を現すだろう。