「オタクは歴史的に差別されてなかった!」という珍説がTwitter上を駆け巡っていて、なんだなんだ?となっている。
どうしてまたそんなこと言い出したの??
しかし上のツイートを見て、ははぁ、なるほどなぁ、と思う。
味噌と糞を一緒にするな、というか、切り分けて考えなければ、どんな正論もたちまちトンデモ議論になってしまう。
どうも日本人は議論下手というのか素養がないというのか精神的余裕がないというのか、例えば「ヤマカンは一挙手一投足全部悪い!朝の挨拶まで悪い!」と、本気で言うバカが出てくる。
やはり基本無宗教の弊害なのか、「私こそ神だ!」と勘違いする、全能感に浸りきったキチガイが現れるのだろう。
そして結局、一周回って今オタク差別しようとしているというのが興味深い。
過去差別がなかったけど今差別すべきなんだ!って、どういう動機なの??
被害者じゃない!絶えず加害者だったんだ!と言えればまだしも、議論の強度が低すぎる。
アホですな。
僕のブログをずっと読んでくださっている方なら簡単に解るだろう。
オタクはずっと社会的に迫害されてきた。その溜まりに溜まったルサンチマンが宮﨑駿以降、アニメの隆盛に伴って歪に昇華し、「このままずっといたい!今後も権力を持たねばまた差別される!」という強迫観念によって、アベ・自民党というカルトな「権力」と結びつき、「ネトウヨ」となった。
それだけなのだ。
それを丁寧に分析すれば、容易に強固な論陣が張れるはずなのに、面倒なのかアホなのか、それをやろうとしない。
そこが左翼・サヨクの絶対的な弱さだ。
「オタク=ネトウヨ」の証明をしたいのは解るが、もうちょっと頭を使えよ。
今の日本は右も左も、頭が悪すぎる。