マクロン仏大統領、国賓として訪米 イラン問題など協議へ

2018.04.24 Tue posted at 14:55 JST

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(CNN) フランスのマクロン大統領は23日から、トランプ米政権が迎える初の国賓として米国を訪れている。トランプ氏との会談ではイラン核合意やシリア内戦が主な議題となる見通しだ。

マクロン氏は23日、ブリジット夫人とともに仏政府専用機で米首都ワシントンに到着。大統領の迎賓館「ブレアハウス」に入り、警護要員や報道陣に囲まれて周囲を散策した後、ホワイトハウスでトランプ氏の歓迎を受けた。

マクロン夫妻とトランプ氏、メラニア夫人はホワイトハウスの南庭で、第1次世界大戦の激戦地である仏ベローウッドから送られたナラの木を植樹。両夫妻はその後ヘリコプターに乗り込み、ワシントン初代大統領の邸宅があるバージニア州マウントバーノンでの夕食会に向かった。

マクロン氏は23日午後のツイートで「米仏は長い歴史を共有している」「歴史が示した例にならい、我々がそれにふさわしい行動をとる番だ」と強調した。

同氏は24日、ホワイトハウスで軍の歓迎を受けた後、トランプ氏との会談に臨む。

懸案のシリア情勢をめぐっては、トランプ氏が米軍撤退の意向を示したのに対し、マクロン氏が駐留継続を主張してきた。

トランプ氏はまた、イランが欧米など主要6カ国と結んでいる核合意について、5月12日までに離脱の判断を下す可能性を示唆している。合意に参加するフランスや英国、ドイツは残留を促してきたが依然として溝は深く、マクロン氏の説得に期待がかかる。

マクロン氏はトランプ氏の扱いを心得た「猛獣使い」にもたとえられてきた。

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