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愛知

コアジサシが求愛プレゼント 一宮の渡部さん、祖父江で撮影

捕まえた小魚を与えるコアジサシ=稲沢市祖父江町で(渡部さん提供)

写真

 一宮市玉野の渡部与明(よしあき)さん(77)が、稲沢市祖父江町の木曽川河畔で、野鳥のコアジサシが小魚をくわえ、別のコアジサシに与える姿をカメラに収めた。

 毎年初夏に飛来する渡り鳥。渡部さんによると、木曽川にかかる馬飼大橋が堰(せき)になっており、この季節になると、周辺では遡上(そじょう)する稚アユを野鳥が狙う風景が風物詩となっている。

 県弥富野鳥園の石黒慶三所長(62)によると、コアジサシはこれから繁殖期を迎えるといい、雄が雌に求愛するためにエサを運ぶ姿が見られるという。

 毎年撮影しているという渡部さんは「エサを受け取ってもらえると、恋が成就するようです」と話していた。

 

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