50歳から初めてもサブスリーは達成できる

50歳からマラソンを始めた中年ランナーのサブスリー挑戦記

理想のランニングフォームは体の重心の真下に着地する

      2015/12/27


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前回のブログに引き続き

効率の良いランニングフォームを身に付ける 注意ポイントの、

【着地の位置は体の重心の真下で着地する、決して体の重心より前で着地しない】

 

について説明させていただきます。

 

フルマラソンを走る時の理想の着地位置は体の重心の真下です。

 

体の重心より前で着地すると、どうしてもブレーキがかかってしまいますし

地面と接触している接地時間も長くなってしまいますので、

走る距離が長くなると足の筋肉への負担が大きくなってしまいます。

 

 

また着地の衝撃を足(踵)で受け止めるため足への衝撃が大きくダメージも蓄積します。

(長い距離を走ると膝が痛む人は体の重心より前で着地していると思います)

 

体の重心の真下で着地すると、体の重心の前で着地するのに比べると、

ブレーキもかかりませんし、接地時間が短いので、足への負担も小さいです。

 

そして着地の足に体が乗るようなイメージで足から頭までが一直線になります。

その為 着地の衝撃を足だけでなく体で受けるようになるので疲労しにくく

足の故障もしにくくなります。

 

と、説明するまでもなく、着地位置に関しては、今や常識ですよね。

殆どのランナーが頭では理解してると思いますが、さて実際にどれくらいのランナーが

体の重心の真下で着地しているでしょうか?

 

スピードの早いランナーは体の重心の真下で着地している人が多いですね、

だから早いんでしょうけど。

 

一方あまり早くない人は、体の真下で着地しているランナーが多いですね、

えっ・・どこが違うのと思った方

 

そこが間違ったランニングフォームに気づかない要因なんです。

 

前回のブログの【骨盤の前傾】で説明しましたが、上体だけ前傾していて、

腰が落ちている人は重心が体の後ろにあるので、体の真下で着地しても

重心の前で着地したことになります。

 

前回説明しました【骨盤の前傾】と【からだの重心の真下で着地する】

この2つがセットで理想的なランニングフォームになります。

 

私の感覚では、骨盤の前傾を意識して走ると、足を体の重心の前に着地するのは、

逆に困難です。

 

骨盤が前傾していると頭から着地の足を結ぶ線が自然と一直線になってしまいます。

だから必然的に体の重心の真下に着地するようになります。

 

これも言葉だけでは、判りにくいと思いますので、参考に金コーチの著書の

写真を掲載します。

Jpeg

Jpeg

 

金コーチ(体幹ランニング)の著書の写真ですが、この本で推奨している

体幹ランニングのフォームは、まさに私が中高年ランナー向きと思っている

骨盤前傾で体の重心の真下に着地するランニングフォームです、

 

ランニングフォームの表現や注意ポイントは違いますが、結局効率の良いランニング

フォームの基本は同じということですね。

 

ちなみに(体幹ランニング)の歌い文句は 楽しくラクに走れる!早くなる!です

 

実は私がこの本を買ったのはマラソンを始めた当初だったのですが、その時には

ランニングフォームに関する内容は まったく意識していませんでした。

 

故障して2年半、試行錯誤でフォーム改善をして、やっとたどりついたランニング

フォームが、実はマラソンを始めた頃に購入した本に載っていたんですね。

 

でもこれが現実ですよね。

いくら丁寧に説明している本を読んでも、写真のランニングフォームを見ても、それで、

理想のランニングフォームが身に付くかといえば、答えはNOですね。

 

いくら、文章や、写真で説明されても、そのランニングフォームを自分が実践できているのか

自分では、判らないですよね。

 

上半身だけ前傾して腰が落ちたフォームで走っている人も、自分では指導書通りの

フォームで走ってるつもりの人も多いと思います。

 

実際自分がどんなフォームで走っているかなんて、自分では判らないし

指導してくれる人でもいないと難しいですよね、

 

私も故障を経験して、フォームを改善しようと取り組みましたが、

なかなかうまくいきませんでした。

 

その要因として、フォームを変えようとすると、最初は走力(スピード)が低下

したり、いろんなところが痛くなったりして、これで正しいのか?と疑心暗鬼に

陥って、なかなかフォームの改善が出来ませんでした。

 

私が推奨する、中高年ランナーがサブスリーを達成するために身に付ける

ランニングフォームの注意ポイントたったは2つ

骨盤の前傾】

【着地の位置は体の重心の真下で着地する、決して体の重心より前で着地しない】

だけですが、 そうはいっても既に実践しているつもりですが・・といった方も

多いのではと思います。

 

自分が本当に理想のフォームを実践できているのかなんて判らないですよね。

 

次回は私が試行錯誤でフォーム改善に取り組んだときの、練習方法や確認方法

について説明させていただきます。

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 - ランニングフォーム, 練習方法 ,

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