理想的なランニングフォームの確認方法
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理想的なランニングフォームの習得状況はいかがですか?
上手く身に付きそうですか。
今日は、理想的なランニングフォームが正しく身に付いているかを
確認する方法について紹介します。
この確認方法は、今でも時折、練習中にランニングフォームの崩れが無いか
確認するために行っている方法です。
着地位置が体の重心の真下になっているかの確認方法
- 砂地の道やグランドなどすべり易い場所があればそこをいつもの通りに
走ってみてください。(濡れた鉄板の上や落ち葉なんかがあれば最高です)
着地位置が正しく体の重心の真下になっていれば、着地の際に足がすべることは無く
走れると思いますが、着地位置が体の重心の真下になっていなければ、滑って走りにくい
と思います。
*あくまで着地の際の足のすべりで、蹴り足のすべりのことではありません。
(蹴り足がすべるのもランニングフォームとしては、良くは無いのですが、
今は着地位置だけに注意して下さい)
2. 走っているときに故意に着地の足を強く地面に叩きつけるような感じで
踏み込んでみてください。
パンパンパンという大きな音がして、地面からの反発で足が勢い
よく跳ね返されるような感覚があれば、着地位置は正しく体の重心の
真下になっています。
(5キロほどの短いレースなどで、先頭集団の早いランナーで時々着地音の大きい
ランナーがいますが、地面からの反発力を利用してスピードを上げているんですね、
でも あくまでも着地位置の確認をするためで、マラソンでは足への負担が少ないように
静かな着地が理想ですので、お間違いなく)
3. フォームを改善してから履き始めたランニングシューズのソールの減り方を
確認してください。
踵部分がまったく減っていなければ着地位置は正しいと思いますが、踵部分が減っている
ようなら、まだ体の重心の前で着地していると思われます。

私が昨シーズン、レースとスピード練習に使用したランニングシューズです。
使用走行距離は200キロ程度ですが、踵部分はまったく減っていません。
骨盤の前傾が出来ているかの確認方法
1. まず手っ取り早いのは、ショーウインドウやカーブミラーに映る自分の
ランニングフォームを目視で確認しましょう。自分のイメージどうりの
ランニングフォームになっていますか。
2. あまり傾斜のきつくない登り坂で、まずはいつものランニングフォームで
走ってみてください。
次に骨盤をいつも以上に前傾させたり、緩めてみたりして走ってください。
その中で、ハムストリングスとお尻の筋肉が使えて最も楽に登れると感じるときの
骨盤傾斜が正しい骨盤前傾だと思います。
普段のランニングフォームがそうであれば、骨盤前傾のランニングフォームは
正しく習得できています。
3. 今度は同じ坂道をいつものランニングフォームで下ってください、
そして登りと同じ様に骨盤の傾斜を変化させてみて、ブレーキがかからずにスムース
に足が回転できスピードに乗れると感じる骨盤傾斜位置が正しい骨盤前傾だと思います。
4. 練習の後の疲労や筋肉痛が お尻やハムストリングス、ふくらはぎなどの体の
後ろ側のみに出ていれば【骨盤の前傾】は出来ています。もし太ももなどの前側の
筋肉に疲労や筋肉痛があれば【骨盤の前傾】が正しくできていません。
*但し骨盤前傾のランニングフォームで走ると体の前の大腰筋(腸腰筋)
が痛くなることがありますがこれは骨盤前傾の正しいランニングフォームで
走れています。
私の感覚では、【骨盤の前傾】が出来ていれば【着地が体の重心の真下】
は必然的にそうなると思っていますが、
【着地が体の重心の真下】になっていても【骨盤の前傾】ができていない場合
はあると思っています。
骨盤が前傾していなくても体の重心の真下には着地できます。
但し、それでは効率的なスピードは出せません。
時々見かける、ストライドの小さすぎる、チョコチョコ走りの人もそうですね。
それ以外のランナーでも、骨盤は後傾にはなっていないが、前傾もしていない人は
圧倒的に多いです。
骨盤前傾が出来れば着地の反発が前への推進力に使えるので、疲れにくく
スピードも上がります。
特に上り坂が苦手な人は、骨盤の前傾のランニングフォームが正しく身に付けば、
かなり楽に走れるようになりますよ。
【骨盤の前傾】に関しては、どうしても感覚がわからないと言う方もいらっしゃると
思いますので、私が使用しているサポートグッズを紹介します。
実は私も購入したのは1年ほど前なのですが、昨年の奈良マラソンを始めて走ったとき、
コースの高低差のキツサで予想以上に疲労してしまい、後半骨盤の前傾がキープできず、
スピードは上がらないし、登り坂はキツク感じるはで散々なレースでした。
ゴールした後も太ももの筋肉が痛かったので、やっぱり骨盤前傾が維持できずに
腰が落ちていたんだなと実感しました。
そして次のレース、京都マラソンに向けて、体幹フォームがキープできると言う
歌い文句の、スポーツベルトを購入してみました。
初めて練習で付けてみた感想では、こんな腰に巻くだけのベルトで
骨盤前傾のランニングフォームがキープできるのかな?
と思ったのが正直な感想でした、それに練習では もともと問題なく骨盤前傾の
ランニングフォームになっているので、効果があるのかよく判りませんでした。
しかし京都マラソンで使用してその効果に驚きました。38キロ過ぎにある
最後の難関、1キロに及ぶ上り坂のラップがその前の平地のラップと
同じだったんです♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
38キロ走って疲労しているのに、自分でも信じられませんでした。
そしてゴールした後の筋肉痛や疲労も体の後ろ側だけ。
奈良マラソンの時とはまったく違ってました。
普段の練習では効果がわからなかったけど、レースでは効果が実感できました。
それ以来 マラソンレースと、30キロ走などのロング走のときに使用しています。
どうしても骨盤前傾が出来ない人は、試してみてもいいかもしれませんね。
私が購入したのはファイテンのスポーツベルトです。

他にも良い商品があるかもしれませんが、これしか使ったことが無いので

他の商品の事はわかりません。
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ランニングフォーム, 練習方法 ランニングフォーム, 確認方法, 骨盤の前傾