50歳から初めてもサブスリーは達成できる

50歳からマラソンを始めた中年ランナーのサブスリー挑戦記

スピードアップのための練習 【課題練習】

      2015/12/27


スポンサードリンク

フルマラソンを走るのに、なぜスピードアップ練習が必要なのか?

 

フルマラソンでサブフォーを達成しようと思うとランニングペース

としては1キロ5分40秒前後、サブ3.5だと1キロ5分、

 

そしてサブスリーを達成しようと思うと1キロ4分15秒というペースを

維持して走り続ける必要があります。

 

それぞれのペースを42.195キロ維持しようと思えば、すくなくとも10キロレース

などの短い距離では十分な余裕を持って走れる必要が出てきます。

 

言い換えると、10キロではもっと早く走れる力がないと余裕を持って

走ることが出来ません。

 

その余裕をあらわすスピードが前回の目標設定で上げたそれぞれの

距離に対する設定時間です。

そのタイムをクリアしないと、フルマラソンで目標を達成することは

出来ないと思います。

 

そして、スピードアップを図るには、絶対にスピード練習が必要です。

 

ただ目標とするフルマラソンのペースで一定の距離を走る練習を続けている

だけでは、フルマラソンでそのペースを維持して走るために必要な

心肺機能や筋力はつきません。

 

そこで「普段余裕を持って走れるペースより速いペースで走るスピード練習」

を定期的に実施する事で心肺機能と筋力が鍛えられて、

「普通に走れるスピードが上がり」、長い距離を目標ペースで走り続ける事が

できる能力が備わるようになります。

 

 

そして、私が絶対的なスピードアップを図るのに最も効果があると思っている

練習方法はショート、インターバルトレーニングです

 

インターバル練習については、すでに実施されている方も多いと思いますが、

 

簡単に説明しておきます。

インターバルトレーニングとは

全力の80%~90%の力で一定距離を走り、その後一定時間を体が回復

できる遅い速度で走る、それを何サイクルか行う練習方法です。

 

インターバルトレーニングの最大の効果は、なんと言っても

心肺機能の強化です。

 

生理学に基づいて言われているのは、走り終わった後、心拍数が上がり、

呼吸も荒くなります、これは体が運動を中止したときに、早く体を正常な

状態に戻そうとするからだそうです。

 

この体が回復しようとするメカニズムを利用したのがインターバルトレーニングです。

 

短い距離を全力に近い速度で走り間に体の回復を挟むことで、何度も心拍数を

最大まで上げることが出来るので、心肺機能が鍛えられるらしいです。

【私がマラソンを始めところの、安静時心拍数は68くらいでしたが

インターバル練習を続けた結果、今は45くらいです】

 

しかし、多くの人はインターバルトレーニングの目的を誤解しています。

 

インターバルトレーニングは全力に近い速度で、短い距離をなんども繰り返す

練習なので、スピードをつけるためのトレーニング方法だと思いがちですが、

そうではありません、スタミナを付けることで、スピード持久力を上げる為の

トレーニングです。

【このブログの(過去の日記-9)スピードアップ練習】でも書かせて

もらっていますが、スピードアップを図るには、1キロの

インターバルトレーニングでは、あまり効果がありません。

 

今以上のスピードを身に付けるには、今より早いスピードで走るしか方法は

ないと思っています。

 

自分の1キロのベストペースより早い速度で走ることで、早く走るために

必要な筋肉が強化されていきます、一般的に言われているのは、

速筋の遅筋化です。

 

*速筋は本来持久力が無い筋肉として知られますが、速いペースでの

トレーニングを繰り返すことによって、少しずつ持久力がつき、

長時間動員しても疲れにくい筋肉に育て上げるそうです。

 

これによって、「乳酸性作業閾値の走速度」が向上しますので、

それまでよりも早い速度で走っても疲れにくくなり、

結果としてスピードアップが、図れます。

 

実際の練習として、私が行っているのは、200mのインターバル走です。

私は500mほどの長さの直線の広い歩道を使ってますが、

200mを全力に近いスピードで走り、その後200mを体が回復できる

ゆっくりのスピードで走り、

 

折り返して、200mの全力走と緩走を10回繰り返します。

こんな感じです。

【速度】

インターバル スピード

【心拍数】

インターバル 心拍

【タイム】

インターバル タイム

私はガーミンのGPS時計を使っているので、簡単に

インターバル練習が出来ますが、お持ちで無い方は

 

直線で人通りの少ない道を選んで、全力で40秒~1分位の

距離を、全力走と、緩走を繰り返すようにすると同じ

練習になると思います。

 

それから、実施回数ですが200mなので10回~20回位が適当だと

思いますが、体の状態と相談しながら無理をせずに行ってください。

 

(私が10回しか実施していないのは、7キロ以上の距離と

60mの高低差がある、インターバル走の練習場所まで、

4分10秒くらいでのペース走を行っているからです、

ペース走で体を十分走れる状態にしてからスピード練習に

取り組んでいます)

 

スピード練習は負荷の大きいトレーニングです、ストレッチ

やジョギングなどで、しっかりと体の状態を作ってから

行ってください。

 

そして、くれぐれも無理をせずに、段階を踏んで負荷を上げる

様にしてください。

ブログランキングに参加してます。よろしくお願いします。
 ↓

にほんブログ村 その他スポーツブログ マラソン(サブスリー)へ
にほんブログ村

マラソン・ジョギング ブログランキングへ

スポンサードリンク

 - 練習方法 ,

:)
S