産後の頭痛に悩む全てのママへ。知って得する頭痛の原因と対処法
休みたいけど、休めない…。そんな時に頭痛が続くと辛いですよね。産後は女性にとって、とても忙しいのに最もデリケートな時期です。そんな時期に起こる辛い頭痛の原因と対処法について詳しくお伝えしていきます!
産後の忙しい育児を邪魔する厄介な存在、頭痛…
動きたくても動けない…。でも動けないなんて言ってられない!産後は、24時間待ったなしの育児がママを待ち構えています!そんな時、いつも戦闘態勢でいなくてはならないママにとって大敵なのが”頭痛”。
なかなか収まらない頭痛は本当に厄介なものです。そして、授乳中のママさんは薬の服用にも注意が必要なので大変ですよね。
そんな辛い産後の大敵、頭痛!原因と対処法を知って頭痛をやっつけてしまいましょう!
産後に起きる酷い頭痛の原因は一体何?
産後の生活は、これまでの生活パターンとは180度様変わりし多くのママがその環境の変化によって大きなストレスを抱えるものです。もちろん、愛おしい赤ちゃんとの時間はかけがえのないものですが、思い描いていた理想と目の前にある現実は大きくかけ離れているもの…。
そんな慌ただしい日常の変化がもたらす頭痛の原因がこちら。
・ストレス
・ホルモンの乱れ
・肩こり
・骨盤の歪み
・睡眠不足
・水分不足(授乳時)
「ストレス」と「ホルモンの乱れ」
初めての子育ては、何かと不安もつきものですよね。ママさんはいつの間にか、不安や緊張を抱え込んでしまっている場合もあります。身体的なストレスばかりでなく精神的なストレスも頭痛の大きな原因になります。一息つく暇もない子育てですが、ストレスを溜めこまないためにも大きく深呼吸することも必要ですよ!
そしてコントロールしたくても、なかなかコントロールできずに悩まされるのが「ホルモンバランス」!産後ばかりでなく、妊娠中にもホルモンのバランスは乱れがちです。頭痛は、セロトニンというホルモンが血管を収縮させることによって起こるのでホルモンのバランスを崩さないように注意することが大切なんです。
「肩こり」と「骨盤の歪み」
意外や意外!妊娠・出産で歪んだ骨盤は頭痛の原因になります。下半身にある骨盤が原因で起こる問題と言えば腰痛のような気がしますが、骨盤の歪みは腰痛だけでなく頭痛の原因にもなるんですね。
皆さんは肩こりにも悩まされてはいませんか?ママさんの肩こり、首の凝りの主な原因として考えられるのは赤ちゃんの抱っこや授乳です。抱っこや授乳時のように、長い時間同じ姿勢を保つことは身体にとって負担になります。
筋肉の凝りが酷くなると、肩こりの症状が改善されず頭痛も慢性化されてしまうのでストレッチをするなどして凝りを解消してみましょう。
「睡眠不足」と「水分不足」
睡眠不足が身体に良くないことはすでに皆さんご存知ですよね?夜間の授乳や夜泣きで、ママさん達は常に睡眠不足な状態です。睡眠不足が続くと、疲労が蓄積してしまいストレスも溜まりやすくなってしまいます。
ストレスと疲労の蓄積は、肉体的にも精神的にも大きなダメージとなり更なる頭痛を伴います。忙しいママさんは、まとまった睡眠時間を確保するのも大変かとは思います。ですので、まずは睡眠の質を上げてあげましょう!睡眠前に部屋を暗くし、気持ちを落ち着けるなどしてリラックスしてみてくださいね。
水分不足にも注意が必要ですよ!育児中のママさんは、赤ちゃんに母乳をあげることで水分不足になりがちですが、あまりにも忙しくて水を飲むタイミングすら失ったなんて事もありますよね。
水分不足は、代謝の低下を招き血行不良を起こしその結果、頭痛を引き起こします。特に、夏場は頭痛だけでなく脱水症状になってしまう場合もあるのでこまめに水分補給することを心掛けましょう!
頭痛は2種類存在する!?あなたはどっちの頭痛?
タイプ1:片頭痛
皆さんは、日によって痛みを感じる部分は同じですか?それとも異なりますか?実はその原因…、頭痛の種類からきているんです!
頭痛には、2種類のタイプが存在します。頭痛のタイプによって原因と対処法も異なってくるので、悩ましい頭痛に”さよなら”するためにも頭痛の種類と原因をしっかり確認しておきましょう!
皆さんは頭のどこに痛みを感じますか?こめかみや目の上(前頭葉)に痛みを感じ、頭痛時には吐き気を伴うというあなたのタイプは「タイプ1:偏頭痛」!
そして一度、頭痛が始まると数時間痛みが伴います。人によっては数日、偏頭痛に悩まされてしまう人も少なくありません。頭痛が続くのも辛いですが、数日間も吐き気を催すのはメンタル的にも滅入ってしまいますよね…。
タイプ2:緊張型頭痛
もう1つの頭痛のタイプは、「緊張型頭痛」です!緊張型頭痛の特徴としては、頭全体に痛みがあり、首、後頭部にかけても痛みを伴います。そして、ほぼ毎日のようにその頭痛が続くのも緊張型頭痛の特徴です。(参考元URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%8A%E5%BC%B5%E6%80%A7%E9%A0%AD%E7%97%9B)
痛みが慢性化すると、倦怠感やめまいを感じることもあるそうです。一時的に頭の痛みが止まったとしても、首や肩、背中の筋肉が凝っているため頭痛が完治するという事は難しそうです。
私も、慢性的な肩こりと頭痛に悩まされているので痛みが常に付きまとう辛さが良くわかります。そして、この痛みと上手に付き合っていくのにもコツがいるような気がします。
頭痛の種類によって対処法は異なるので注意が必要
ざっくばらんに”片頭痛”と”緊張型頭痛”の原因を言うなれば、片頭痛は、血流が急に良くなることが原因。緊張型頭痛は、血流が悪くなることが原因です。
片頭痛、緊張型頭痛それぞれの対処法を間違えると、症状が悪化してしまう場合もあります。ご自身にあった対処法を見つけるためにも、まずはご自身の頭痛がどのタイプなのか症状をしっかりと見極めることが肝心です!
産後の頭痛が「片頭痛」の場合の正しい対処法
あなたの頭痛の原因が片頭痛なら、まずはゆっくり休みましょう!そう聞くと「休む!?子育てにそんな暇ない!」と即答なさる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、子育て中は少しも休む暇がないのが実情ですよね。よくわかります!
ですが、少しの時間だけでもソファーに座って気持ちを落ち着ける時間を作ってみてください。そして、首の後ろを冷やすことで血管の収縮を促してあげてみてくださいね。安静にしながら冷やすこの2つを実践することで片頭痛の痛みが和らいでいくでしょう。
もう1つ、すぐにできる対処法として挙げられるのは「カフェイン摂取」です。カフェインには血管を収縮させる効果があるので、頭痛を緩和させる事ができるんです!カフェインは頭痛の痛みを緩和させるのに有効ですが、授乳中の方は注意が必要になります。
産後の頭痛が「緊張性頭痛」の場合の正しい対処法
緊張型頭痛の場合は温めることが大切です!片頭痛の場合は、冷やすことが重要でしたが、緊張型頭痛の場合には、凝りをほぐして血行を促進することが必要なので身体を温めてあげましょう!
肩の凝りや首の凝りが酷い場合、患部を温めることも1つの方法です。また患部を温めるだけでなく、身体の冷えを取ってくれるお風呂も緊張型頭痛の方にはおススメです。ですが頭痛の症状があまりにも重い場合には、長湯をすると危険なのでご自分の体調に合わせて温める方法を決めてみてくださいね!
育児の合間に自分のリラックスタイムも作ってあげましょう!
育児を始める以前まで行ってきたリラックス方法や趣味でのストレス発散も、子供がいると思うように時間が取れなかったりできなくなってしまったりしますよね。自分はストレス発散上手だと思っていたのに、ママになった途端ストレス発散下手になってしまった…なんて事もあるかと思います。
多くの方がストレスを溜めない様気を付けていらっしゃるかと思いますが、赤ちゃんが小さいうちは生活パターンも固定せずリラックスタイムを作るのも大変ですよね。ですが一人で全てを抱え込まず、子育てのサポートを旦那さんやご家族にお願いしてみるのもいいかもしれませんね。
サポートしてもらえる時間を活用してリラックスタイムを設けるのもいいですよね!リラックスタイムは、お子さんがお昼寝をしている合間でもいいかもしれません。
そしてその間、何もしなくてもいいんです。ボーっとするも良し!お茶を飲むも良し!まずは、心と身体を休めてあげましょう!
一日の終わりに「労り」を!
子育ては一筋縄ではいかず、予定を立てても予定通りになんて進みません!そうなれば自ずとストレスも蓄積し、精神的にも肉体的にもクタクタになる日も多いですよね。そんな日が続けば、頭も痛くもなります。
いつも頑張っているママさん!ママ業本当にお疲れ様です。ママさん!?肩に力が入ってはいませんでしたか?頑張りずぎると、常に気を張ってしまいます。
育児の合間の休息時間だけでも、ご自分の為だけに時間を使ってみてもいいのではないですか?一日の終わりに頑張った自分を褒めてあげましょうね!
目次
• 産後の忙しい育児を邪魔する厄介な存在、頭痛…• 産後に起きる酷い頭痛の原因は一体何?
• 頭痛は2種類存在する!?あなたはどっちの頭痛?
• 頭痛の種類によって対処法は異なるので注意が必要
• 産後の頭痛が「片頭痛」の場合の正しい対処法
• 産後の頭痛が「緊張性頭痛」の場合の正しい対処法
• 育児の合間に自分のリラックスタイムも作ってあげましょう!
• 一日の終わりに「労り」を!