あるユーザーが、大学の新歓期間内にネットスラングの使用を禁止する通達が配布されたとTwitterに投稿。ネットユーザーたちを騒然とさせている。
配布物を写したという画像によると、文書は「新入生歓迎期間における特定映像作品及びそれに関連する作品・人物等の取扱について」のタイトルで、「広く周知されているゲイポルノビデオ作品及びそれに関連する人物・作品等のセリフ・名称等(以下、語録とする)について以下の通り規制を実施する」という文面、そして規制内容には「新歓期における各種語録の能動的な使用の禁止」とある。この件について、ユーザーは「もう地獄でしょうちの大学」とつぶやいており、呆れている様子。
「語録」とは「真夏の夜の淫夢」などゲイポルノ作品に登場する人物が発したセリフをもとに作成されたもので、その名にちなんで「淫夢語録」とも呼ばれる。例えば、「ファッ!?」「そうだよ(便乗)」「多少はね?」「当たり前だよなぁ?」「あくしろよ」「ああ~いいっすね~」「あっ、ふーん(察し)」「(震え声)」などといった特徴的なフレーズや表現がある。
このほか、「うんちはトイレでだそう」「トイレにズボンとパンツをながすのはやめようね」など、トイレの使い方を指南する大学生向けとは思えないような内容の張り紙。さらに、駐輪場マナーについて、「『駐輪禁止』と書かれた黄色い立て看板が目の前にあるのに自転車をここに停めるのは大学生ではないチンパンジーなのだろう」と注意する文章も併せて投稿された。
Twitterでは、このツイートに対し、
“ついに大学で語録が規制される時代なのか”
“うちのサークルも淫夢語禁止令は出してるが大学レベルではない ”
と、大学が主導して「語録」の禁止に乗り出したことに驚く声が相次いでいるが、文中に「当会内において」と記載されている点や学生とおぼしき人物による“1枚目作ったの俺だしなんなら部室に貼ってあるしな…”とのツイートが確認できることから、おそらく大学ではなく、特定のサークルや組織が語録禁止令を配布したものと思われる。
また、トイレの使い方に関しては、
“幼稚園の間違いでしょ?w”
“いったいどんな事態なのか想像もつかない・・・けど想像もしたくない。とくにトイレ関係!”
と、大学生に向けた注意喚起にもかかわらず、まるで子どもを諭すような表現になっていることとその内容に衝撃を受ける声も多い。
元ネタである「真夏の夜の淫夢」がネットユーザーに注目されたのは、2002年のこと。週刊誌にスクープされたあるプロ野球選手のスキャンダルがきっかけだった。その後、「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」に作品のパロディやセリフが盛んに投稿されはじめ、Twitterの普及により広くユーザーに浸透していったようだ。15年近い歴史があるためか、もはや元ネタを知らずに使用する人も少なくない。
その汎用性からネットで使用頻度の高い語録だが、リアルでの使用に制限をかける文書の登場に驚きを隠せないユーザーたち。しかも、大学生とは思えない学生たちの実態をうかがい知れる張り紙も相まって、ただただ唖然としたネットユーザーは多かったようだ。
(山中一生)
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大杉雪@kon_ezuke
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